業務と設備とは? わかりやすく解説

業務と設備

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 09:37 UTC 版)

京葉車両センター」の記事における「業務と設備」の解説

センターでは、在籍する車両交番検査機能保全検査仕業検査修繕車体洗浄などを行う。交番検査機能保全検査は、1日1 - 2編成実施している。 入出区線複線であるが単線並列形式で、2本の線路は、入出1番線2番線として扱われ、両線からの入出区が可能である。入出1番線には、センター出入口両渡り線の手前にパンタグラフ擦り測定装置設置されており、通過速度は15km/h以下に制限されている。 線路配置は、入出区線に近い新習志野側の西群線と、海浜幕張側の東群線に分かれており、西群線は留置線主体東線群は検修線群、整備線群、留置線主体の線群直列形の配線である。 西群線は南側本線)より転削線、西1 - 14番線と並んでおり、西1 - 10番線は2編成留置が可能である。西1番線の隣には、東群線へ抜ける引上線があり、西群線と東群線の境には、Y線状2つのシーサスクロッシングが直列並んでいる。センター出入口両渡り線先から通路線が通っており、引上線への片渡り分岐先に転削線があり、車両転削庫へと繋がっている。また、西14番線は東群線の引き上げ線であり、西群線が満線状でも、東群線の車両入換スムーズにできるように配線されている。 東群線は南側本線)より東1 - 6番線、仕洗7 - 9番線、組換1・2番線、事業用線、交検1・2番線、修繕線と並んでおり、東1 - 6番線では車両留置が、仕洗7 - 9番線では車体洗浄と共にパンタ点検台が設置されているので仕業検査が、交検1・2番線では交番検査機能保全が行われている。 修繕線には修繕庫が併設されており、仕業検査不具合発生した車両検査修繕が行われ、庫内にはリフティングジャッキが備えられ冷房装置載せ替え台車の交換前面側面ガラス交換を行うことが可能である。

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業務と設備

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 07:52 UTC 版)

秋田総合車両センター南秋田センター」の記事における「業務と設備」の解説

本節では、両センターが同じ敷地にあり、田沢湖線用の701系5000番台標準軌線を使用するため、両者1つのものとして説明する。なお、構内狭軌線と標準軌線が存在するが、以下、狭軌線を「NG線」(ナローゲージ線)、標準軌線を「SG線」(スタンダートゲージ線)と表記する。 両センター基本的な業務は、配置車両留置仕業検査交番検査従来系列車両)、機能保全検査指定保全装置保全(新系列車両)、修繕車体洗浄などである。ただし、機関車交番検査は、秋田総合車両センター移管されている。 線路設備は、車両留置する着発線18本あり、その内着発1 - 7番線がSG線、8番 - 18番線がNG線である。NG線およびSGそれぞれに洗浄機や検修施設NG線・SG線共通の洗浄仕業庫、また、NG線・SGそれぞれに車輪転削機があり、車両外板洗浄する洗浄機は、NG線は着発18番線、SG線は着発3番線に、着発7・8番にはそれぞれ給油機7番線SG用、8番線NG用)がある。車体および車内清掃は、SG線が洗浄仕業1・2番線、NG線が洗浄仕業3 - 5番線が入る洗浄仕業庫で行われ新幹線車両在来線車両が同じ建物に並ぶ貴重な光景見られるまた、冬季床下周り付着した状態で帰区することがあるため、温水噴射して融雪する台車融雪装置洗浄仕業1・2番線に設置されている。着発1番線からSG臨修庫に入るSG臨修線が分岐、またNG線は検修4・5番線修繕庫・台検庫に繋がっており、これらの庫内で車両修繕装置保全などが行われる。 車両検査は、仕業検査洗浄仕業庫で、交番検査従来系列車両新幹線車両)および機能保全検査(新系列車両)は、NG線が検修1 - 3番線が入る交検庫で、SG線はSG線側の洗浄仕業庫内にあるSG交検線にてそれぞれ実施される。なお、SG交検線は、在来線車両701系5000番台)と新幹線車両E6系)が縦列検査受けられるように架線遮断機設置されている。 新保全体系採用する701系以降の新系列在来線車両については、本来総合車両センターにて施工する走行60kmE751系とEV-E801系80km)での指定保全走行120km(同160km)での装置保全も当センター行われるまた、系列在来線車両車体保全機器更新などは秋田総合車両センター旧・土工場)にて施工されるが、この際標準軌701系5000番台SG車輪転削線の先にある南部留置線の4線軌条部で狭軌用の仮台車履き替え配給輸送回送される。なお、新幹線車両E6系の上検査機器更新などは、仙台にある新幹線総合車両センター実施される

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