桜が原
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 11:54 UTC 版)
「映画 プリキュアドリームスターズ!」の記事における「桜が原」の解説
本作品の舞台となる異世界。赤色の鳥居のような建造物が建ち並んだ入り口の先に、綺麗な桜が咲いている木が無数に生えている、自然豊かな外観が特徴。人物並びに風景の描写は3DCGによるもので、いちかを始め外の世界から来た面々も、この世界で活動する際は3DCGで描かれている。 サクラ 声 - 阿澄佳奈 本作品のキーキャラクター。「桜が原」の世界に住む少女。桃色のツインテールヘアが特徴。一人称は「わたし」。 金魚をモチーフにした桃色が基調の着物を着用し、腰部分は大きめの赤いリボンを身につけ、足には和風の履物を履いている。 複数の世界を渡り歩ける能力を宿しており、通常のトビラでも自身の能力を駆使することで別の世界へと繋げることができる。 しかし、その人離れした能力を有しているが故に周囲からは忌み嫌われている。 幼少期に周囲の子どもたちから「小さい」という理由でいじめられた経緯をもつ。そのため、シズクという青いキツネが唯一無二の友だちであり、シズクに会うために彼女の一族が暮らす浮き島に度々通っている。 本作品ではシズクが鴉天狗に誘拐され、自身もの鴉天狗が使役する赤狗と黄狗に追われる身となり、単独でいちかたちの世界に逃れてきた。 物語序盤ではいちかたちと出会い、鴉天狗に囚われたシズクを救出するため彼女たちに助けを求め、物語序盤ではシズクが鴉天狗によって「五月雨」という敵にされたことを知って酷く落胆して悲しむが、いちかの優しい説得によって鴉天狗に立ち向かう決意を固める。そして、自身の必死の奮闘やプリキュアたちの助力もあってシズクを救出することに成功し、ようやくシズクとの再会を果たす 物語終盤ではプリキュアたちとともに巨大化した鴉天狗に立ち向かい、彼の弱点をプリキュアたちに教えるなどの奮闘をみせる。プリキュアたちの活躍によって鴉天狗が倒されたあとは、シズクやいちかたちとともに桜の木の下で花見をしていた。 シズク 声 - 木村佳乃 本作品のもう一匹のキーキャラクター。サクラの友たちである青いキツネの女の子。常に京言葉で話す。一人称は「わたし」。 ひとりぼっちだったサクラを心配して彼女の友だちになった経緯をもち、時折彼女に昔話を語って聞かせている。 戦闘能力もあり、キツネであることからの俊敏性に優れるほか、他者を折り紙に変える能力をもつ。 本作品では鴉天狗によって囚われの身となり、彼の能力によって「五月雨」という人間の姿に変貌し、鴉天狗の手下として行動するようになる。五月雨(さみだれ) 声 - 木村佳乃 シズクが鴉天狗の力で洗脳されたと同時に人間に変えられた姿。キツネのような仮面に水色が基調の和服を着用している。 高い格闘能力と折り鶴を投げる攻撃を行い、倒した相手をシズクの時同様に折り紙に変える能力をもつ。プリキュア達との戦いでも圧倒的な強さで次々に倒し、キュアホイップ以外のプリキュアをやっこさんの折り紙の姿に変える。しかし、能力を使う際に右足を下げる癖があることから、キュアホイップがその瞬間の足音を聞くことで反応され、彼女に自分の仮面を割られたことで正体が判明する。 最終的にはサクラの呼びかけに応える形で元の姿を取り戻し、鴉天狗の洗脳から解放された。
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