東京帝国大学の人々
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「ごちそうさん (2013年のテレビドラマ)」の記事における「東京帝国大学の人々」の解説
竹元 勇三(たけもと ゆうぞう) 演 - ムロツヨシ アメリカ帰りの建築家。天才肌だが気難しく強引な性格。母校の東京帝国大学で教鞭を執り、悠太郎と知り合う。 開明軒に来店した際、店舗入口の階段の不具合で怪我をし、客への安全配慮の至らなさを激怒するが、後日、悠太郎が修理した階段を見て装飾を助言し協力する。 後に京都帝国大学の教授に就任し、大阪市の都市計画事業から監修役として招聘され、市役所の建築課に勤務している悠太郎と深く関わる事になる。 昭和に入り、御堂筋の高速地下鉄道の駅舎の設計を担当する。 独特な美意識の持ち主で、舶来品のシャツや靴を愛用し、設計への妥協を許さずに現場で資材を調達する悠太郎達を悩ませる。しかし厳しい態度とは裏腹に、安全性を重視する悠太郎の姿勢を密かに評価している。また食通で「うま介」の焼き氷を気に入って頻繁に通い自作の氷削機を送ったり、め以子が作ったカレーを食した際には「カレーの女神」と絶賛する。め以子のことは「奥」と呼んでいる。 ふ久を幼少期から「猫娘」と呼び、彼女の高等女学生時にはその物理の才能と集団行動に馴染めない性格を認め、学校をサボった際には勉強を教えた。 戦時下ではいよいよ資材が不足する事に腹をたてて現場に怒りを募らせ、悠太郎から人々の安全を主張の上で設計の大幅変更を願い出られたことで、駅舎の建築計画から外れることを言い渡し、悠太郎との絶縁を決める。地下鉄計画中止が決定した後「この国から独立する」との書き置きを残し行方をくらます。 終戦後、蔵座敷を計画するめ以子達の前に突如姿を現し、半ば強引に蔵座敷建設に参加する。座敷のアイデアについて、奇想天外な発言でめ以子を辟易させるが、実際にはいつでも悠太郎の帰りを迎え入れる事が窺えるデザイン画を描き上げ提供する。 洋行帰りの美青年にシャツの柄について誉められてデザインに取り入れた事があるが、後にその男と共に、カレー粉持参の上で蔵座敷を訪れる。 のちに「うま介」が売りに出された際には、愛する焼氷の危機に居ても立ってもいられず抗議に訪れる。そこで新たな家主である和枝と初めて顔を合わせ意外にも意気投合、「うま介」を閉店の危機から救い、新たな看板メニューとなる「いわしサンド」の誕生に貢献する。 チーフ・プロデューサーの岡本と脚本の森下は、大阪の街づくりに大きな影響を及ぼした建築家・武田五一へのオマージュとして誕生したキャラクターと話している。 近藤 学(こんどう まなぶ) 演 - 石田卓也 悠太郎の友人の帝大生。当初は彼が卯野家に下宿する予定であったが、悠太郎が最初の下宿予定先から受け入れに難色を示されたため、下宿予定先を交換する。 教授 演 - 及川達郎 悠太郎が通う帝大の教授。悠太郎に東京に残って研究をするよう勧める。
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