本編での活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 05:08 UTC 版)
「レギオン (架空の怪獣)」の記事における「本編での活動」の解説
最初の種子は、北海道札幌市郊外の支笏湖付近に隕石のように落下する。ソルジャーの群れは人工物に含まれるガラスを吸収しながら地下を移動した後、すすきの駅付近で地下鉄の乗員乗客と彼らの救助に向かった機動隊を襲撃し、大勢を殺傷する。その後、百貨店の地下でプラントの種子が発芽し、店を突き破って地上に巨大な花状構造レギオンフラワーを開花させる。大爆発を伴う種子の打ち上げが迫る中、地下鉄構内に張ったプラントの根を自衛隊に破壊され、フラワーは活動を停止する。その直後、飛来したガメラがプラズマ火球でフラワーをプラントもろとも破壊して種子の打ち上げを阻止するが、地下から現れた無数のソルジャーに攻撃されたガメラは空に逃れる。マザーも姿を現して南方に飛び去ったところをスクランブルした航空自衛隊のF-15J戦闘機にミサイルで撃墜された後、巨大な翅が海上で回収されたことから、死んだものと分析される。 やがて、新たなプラントが宮城県仙台市仙台駅前に出現し、札幌よりも温暖な気候が影響して急成長した結果、すぐにフラワーを開花させる。種子の打ち上げを阻止するために再び飛来したガメラの前には完全体に成長したマザーが立ちはだかり、仙台からの避難民を乗せたヘリが発着する霞目飛行場で激突する。戦いの影響で未だ離陸できないCH-47を庇いながら戦わざるを得ないガメラに対しマザーは有利に戦いを進め、ガメラに深手を負わせた後に地中に逃走する。深手を負ったガメラはかろうじてプラントにたどり着くが、完全に破壊する前に大爆発が起こって仙台市は消滅し、ガメラ自身も焼き尽くされる。しかし爆発前にガメラがフラワーを引き倒して爆発で発射された種子を受け止めたことでまたもや種子発射は失敗に終わった。 再三に渡って種子の打ち上げを妨害されたマザーは、総力を挙げて東京を目指す。栃木県足利市で待ち構えていた陸上自衛隊の戦車大隊の攻撃を受け付けずに一蹴し、復活したガメラとも優勢に戦うが、NTT職員の機転によって名崎送信所から最大出力で電波が送信されたことで事前に放っていたソルジャーの群れがマザーから引き離され名崎送信所に向かったこと、自衛隊がガメラの援護に回ったことから形勢を逆転される。ソルジャーの群れは名崎送信所のアンテナに群がったところを対戦車ヘリコプター隊のロケット弾攻撃で殲滅され、マザーも干渉波クローを79式対舟艇対戦車誘導弾で破壊され、大角をガメラにもぎ取られたことから怒り狂って猛攻撃に出たが、栃木県利根川の最終防衛ラインでガメラのウルティメイト・プラズマによって粉砕された。 こうして、地球におけるレギオンの繁殖は失敗に終わった。
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