朝日新聞による慰安婦報道の訂正、取消とは? わかりやすく解説

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朝日新聞による慰安婦報道の訂正、取消

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 16:41 UTC 版)

吉田清治 (文筆家)」の記事における「朝日新聞による慰安婦報道の訂正、取消」の解説

朝日新聞#慰安婦「強制連行」報道」も参照 朝日新聞1997年3月31日吉田の「著述裏付ける証言出ておらず、真偽確認できない」との記事掲載したが、訂正記事は出さなかった。しかし、その17年後の2014年8月5日付記事『「済州島連行証言 裏付け得られ虚偽判断』で朝日新聞は、吉田証言虚偽だと判断し吉田証言に関する16掲載記事取り消した2014年8月5日朝日新聞慰安婦問題に関する慰安婦問題考える」・「読者疑問答えます」と題した検証記事16-17面)を掲載した1982年9月2日大阪本社版朝刊社会面吉田記事掲載から確認きただけ16掲載したとし、1992年4月30日産経新聞朝刊の秦の吉田証言への疑問との指摘や、1997年3月31日特集記事のため虚偽との指摘報道があるとして取材面会申し込むが吉田から拒否され吉田は「体験そのまま書いた」と電話答えたその後朝日新聞として吉田のことは取り上げていないとしている。2012年11月自民党安倍晋三総裁日本記者クラブ主催党首討論会での朝日新聞誤報による詐欺師のような吉田の本がまるで事実のように伝わり問題大きくなったとの安倍指摘までなどを順次経過追って記述し、「2014年4月から5月にかけて済州島内で70後半から90代の計約40人から話を聞いた強制連行したという吉田記述裏付ける証言得られなかったとして『「済州島連行証言 裏付け得られ虚偽判断』とした」。また「読者みなさまへ」として「当時虚偽証言見抜けませんでした。」としている。吉田長男によれば、妻は日記西部軍動員命令記してあると吉田氏主張した)をつけていなかったという。また93年5月吉見義明中央大教授会った際「強制連行日時や場所を変えた場合もある」と述べた2014年9月11日朝日新聞社社長木村伊量取締役編集担当らが過去記事訂正に関して謝罪会見行った同年5月20日記事吉田調書に関して作業員撤退報じた事は誤報であった訂正し会見謝罪した。また同年8月5日慰安婦に関する吉田証言虚偽訂正報じた後、謝罪会見がないと指摘があったが、この会見付随して謝罪した。また二日13日付け社説1面コラムでも謝罪した9月27日しんぶん赤旗吉田証言記事取り消した2014年9月29日朝日新聞朝刊は、1982年9月2日大阪本社版朝刊社会面吉田記事掲載以降16掲載され初回掲載の元記者吉田講演聞き記事にしたとされたが、その元記者渡航履歴では講演の日には日本に居らず、その元記者初回を書いのは記憶違い書いていなかった、しかしその後数回書いた明らかにし、別の記者吉田記事1回だけ書き初回掲載自分かもしれない名乗り出たと、32年前の記事記載記者に関する訂正行った2014年9月27日しんぶん赤旗朝日新聞8月5日特集記事機会検証し1992年から93年3回吉田証言」や著書取り上げた信ぴょう性がなかったとして取り消し謝罪記事掲載したまた、朝日新聞記事以外でも吉田証言から謝罪までの間に天声人語15回、声の朝日新聞主張沿ったもののみ480慰安婦問題取り上げており、2014年9月13日付け天声人語社説でも謝罪している。 2014年12月23日吉田清治への取材から「2回ほど朝鮮半島に出かけ、“朝鮮人狩り”に携わった」と報じた記事など追加で2本取消し朝日新聞一連の記事取り消しは計18となった

※この「朝日新聞による慰安婦報道の訂正、取消」の解説は、「吉田清治 (文筆家)」の解説の一部です。
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