朝日新聞による歩兵第23連隊報道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 07:50 UTC 版)
「南京事件論争史」の記事における「朝日新聞による歩兵第23連隊報道」の解説
1984年8月4日朝日新聞夕刊は、元歩兵第23連隊の日記を入手したとして、その内容を紹介し、南京大虐殺を「広島、長崎の原爆やアウシュビッツと並ぶ無差別大量殺人」と報道した。しかし歩兵第23連隊会はこの日記について内容に疑問点が多く、抗議をして、朝日新聞は「歩兵第23連隊は南京事件とは無関係であった」と後に訂正することとなった。また、当初の報道で使用された写真が、戦時中に販売されていた写真で、満州の凌源で中国軍が馬賊を斬った武勇を示すものであったことが判明し、この写真についても朝日新聞は誤用を認め、おわびして取り消した。
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