有楽町線の飯田橋検車区とは? わかりやすく解説

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有楽町線の飯田橋検車区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/08 10:04 UTC 版)

飯田橋検車区」の記事における「有楽町線の飯田橋検車区」の解説

1974年昭和49年9月1日 - 有楽町線飯田橋検車区準備事務所発足10月24日 - 有楽町線開業に先がけて飯田橋検車区発足1987年昭和62年8月12日 - 和光市開業控え和光検車区正式に発足し飯田橋検車区廃止となる。 1996年平成8年3月26日 - 南北線開業により、連絡線機能併せ持つこととなる。 配置車両保守車両7000系 開業当初有楽町線池袋 - 銀座一丁目間)は全線地下区間で、地上車両基地確保することができなかった。このため飯田橋 - 市ケ谷間の外堀内に地下構造留置線設けて検車区とした。これは外堀牛込濠、新見附濠の幅が広いことや、位置的に池袋 - 銀座一丁目間のほぼ中間となることから選ばれた。検車区建設にあたっては、濠内に工事桟橋架設築堤仮締切り鋼矢板打を施工し掘削用支保工土留アンカー施工して、大規模な開削工事行ったまた、有楽町線桜田門 - 千代田線霞ケ関間に連絡線8・9号連絡側線)を設け千代田線綾瀬車両基地使用して新造車両受け取り整備月検査および一部列車検査清掃作業行っていた。この検車区和光検車区発足まで、あくまで一時的な検査場として使用することとしていた。主な業務車両留置列車検査営業線対応(故障修繕)、車両洗浄などであった有楽町線飯田橋 - 市ケ谷間のA線・B線間のほぼ全長わたって存在し途中までは2線であるが終端部(飯田橋駅寄り)は合流して1線となっている。 また、南北線からの連絡線有楽町線B線横断する形で当留置線に繋がる。交差部はシングルスリップとなっており、有楽町線B線から留置線には進入可能だが、連絡線から有楽町線B線への進入不可能である。 この検車区は5両編成が6本が留置可能(開業当初有楽町線は5両編成)で、市ケ谷駅寄り留置線部には5両編成4本(10両編成2本)が留置でき、合流した1線(検査施設部・5両編成2本または10両編成1本長)の中央には車両洗浄機を備えており、さらに奥には列車検査線(修繕線)のプールピット(5両編成長)を備えている。飯田橋駅構内地下2階には、検車区事務室会議室休憩室などの施設仮設備えていた。このほか、同駅の地下2階には有楽町線運転士所属する飯田橋電車区車掌所属する飯田橋車掌区が仮設設けられていたが、営団成増延伸開業時に、小竹向原駅小竹電車区小竹車掌区)に移転した和光検車区発足まで有楽町線用の7000系全て検車区所属となっていた。飯田橋検車区および本線留置だけでは収容力不足することから、前述8・9号連絡側線使用して有楽町線から綾瀬検車区まで入出庫回送列車運転されていた。回送列車本数を減らすため、5両編成時代には2本を連結した10両編成として運転していた。朝方綾瀬検車区から飯田橋検車区まで2本(5両編成を2本連結した10両編成)の出庫回送列車があり、朝ラッシュ終了後10両編成1本と5両編成1本が、夜間は5両編成1本の綾瀬検車区入庫回送列車運転されていた。営団成増延伸開業後は、10両編成化されたことから、分割併合廃止されているが、綾瀬検車区への入出庫回送継続された。

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