有楽町線内での種別表示について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 03:56 UTC 版)
「東京メトロ有楽町線」の記事における「有楽町線内での種別表示について」の解説
現在、有楽町線内では各駅停車のみが運行されている。車両側では「各駅停車」と種別を表示する。これに対し、和光市駅 - 小竹向原駅以外の駅の発車案内標では、種別欄が空白となる。 東武東上線と相互乗り入れする列車は、東上線内ではすべて「普通」であるため、和光市駅にて「各駅停車」と「普通」の種別表示を変更する。また、西武線と相互乗り入れする列車は、小竹向原駅で種別表示を変更し、有楽町線内での西武線内の種別の表示は行わずに「各停」と表示する。 なお、副都心線開業前も、有楽町線内は全列車各駅停車であり、副都心線開業前は車両によって種別表示の有無が異なっていた。なお、副都心線開業前は「各停」は用いられず、種別表示は「普通」であった。また、以下のようになっていた。 乗り入れ先区間も含めて全区間各駅停車の列車の場合 駅の発車標は、和光市駅以外はすべて種別欄が空白だった。 東京地下鉄の車両は行先のみを表示した。 東武鉄道の車両は50070系および改造工事後の9000系・9050系は前面・側面共に種別表示を行っていた。なお、改造工事前の東武9000系・9050系は、2000年頃までは前面も含め種別表示を行わず、2000年頃からは前面のみ種別表示を行い側面は行先のみを表示していた(改造工事直後の一時期も同様だった)。 西武鉄道の車両は当初より前面・側面共に種別表示を行っていた。 西武線内が準急や快速になる場合 A線(新木場・新線池袋方面)有楽町線内の駅の発車標は、すべて種別欄が空白だった。 東京地下鉄の車両(LED式行先表示器を装備する)は手動で各駅停車(種別無表示)に変更していた。 西武鉄道の車両は1998年3月26日から2005年頃までは西武線内の種別表示のまま有楽町線内でも変更は行わなかった。しかし、利用客の誤解や誤乗を防ぐため、また、副都心線開業準備(一部で途中駅から種別が変わる系統が発生するのに備えた)のために、2005年頃から小竹向原駅で種別を「普通」に変更するようになった。 B線(小竹向原・練馬・飯能方面)駅の発車標や東京地下鉄の車両・西武鉄道の車両とも有楽町線内でも始発駅から西武線内の種別を表示していた。なお、東京メトロ民営化後の一時期、車内表示・車内自動放送は有楽町線内では種別を案内しない(種別無案内)時期もあった。
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