有楽興行の映画館
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福岡県福岡市に本社を置く有楽興行株式会社は、1953年(昭和28年)から九州地方や山口県で映画館の興行を行っている企業である。1957年(昭和32年)9月には鹿児島県鹿児島市に進出し、もともとあった富士館を文化劇場に改称して鹿児島における映画興行の拠点とした。1959年(昭和34年)に建物を新築した際には、鹿児島市の洋画館で初めて冷房設備を導入し、1963年(昭和38年)末には名画座から洋画ロードショー館となった。 有楽興行は1958年(昭和33年)10月に、二官橋通りのオリオン座を第2文化に改称して文化劇場の姉妹館とし、1965年(昭和40年)には第2文化を萩原通りに移転して有楽座に改称した。有楽座はその後館名を変えつつも、1990年(平成2年)まで営業を続けた。 1985年(昭和60年)4月27日、有楽興行は天文館の東千石町1-12 Kフラット1階に80席の文化プラザ80と120席の文化プラザ120を開館させた。当時は全国的にミニシアターブームが起こっており、文化プラザの2館はハリウッド映画やヨーロッパ映画の名作上映館という性格を持っていた。
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