日本語曲
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「ぶんぶんぶん」は1947年(昭和22年)、小学校1年生用音楽科教科書『一ねんせいのおんがく』(東京書籍発行)に掲載された。作詞は詩人の村野四郎(1901年 - 1975年)による。同教科書は戦後唯一の文部省編集小学校音楽科国定教科書である。1949年(昭和24年)に開始された学校教育法下での検定教科書制度においても「ぶんぶんぶん」は引き続き採用され、1951年(昭和26年)から教育芸術社、1952年(昭和27年)から教育出版刊行の小学校1年生向け音楽科教科書に登場し、以後も断続的に掲載されている。 ドイツ語版では5番までの歌詞があったが、村野は2番までとしている。また、ドイツ語版の養蜂に関する歌詞とは異なり、開花した野ばらに蜂が集まる様子を歌っている。「Biene」はト長調曲であったが、『一ねんせいのおんがく』掲載の「ぶんぶんぶん」はハ長調に改められている。 なお、同じ曲を別の題名「蜜蜂」で1913年(大正2年)に吉丸一昌が『新作唱歌』第4集で「ブンブンブン蜂が鳴く」と作詞して出版している。
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日本語曲
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「リリー・マルレーン」の記事における「日本語曲」の解説
1974年のテレビドラマ『寺内貫太郎一家』第18話のラストで、寺内周平(西城秀樹演)と相馬ミヨコ(浅田美代子演)が日本語歌詞でデュエットしている。(その後、寺内貫太郎(小林亜星演)と娘の静江(梶芽衣子演)が演じるエンディングでは、海外のコーラス版がサントラとして使われている) 1975年に発表した2人の歌手、梓みちよと加藤登紀子が特に有名な日本語曲の歌い手と言える。同年12月31日の第26回NHK紅白歌合戦では、梓の歌唱で披露されている。日本語歌詞は、梓が歌った片桐和子による訳詞のほうがドイツ語歌詞に近い。加藤が歌ったものは、加藤本人による「日本語詞」であり、ドイツ語歌詞とは異なる詞になっている。同年、他に淡谷のり子も小谷夏(久世光彦の筆名)の「日本語詞」で歌い、シングルが発売されている。 加藤登紀子出演(YouTube) その後も数多の歌手によりカバーされており、近年も途絶えることなく歌い継がれている(1992年・鮫島有美子、2005年・麻実れい、2009年・美川憲一など。他にも、安井かずみ訳詞で木の実ナナが歌唱している)。 珍しい例では、2008年のテレビアニメ『ストライクウィッチーズ』の挿入歌として、鈴木貴昭の訳詞、長岡成貢の編曲の「リリー・マルレーン STRIKE WITCHES ver.」というアレンジカバー曲があり、劇中のキャラクターであるミーナ・ディートリンデ・ヴィルケとして声優の田中理恵が歌った。
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