日本語文献情報
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 06:44 UTC 版)
アンセルムスは「スコラ哲学の父」と哲学入門書などで紹介されることは多いものの、その著書を入手することは非常に困難となっているのが現状である。聖文舎より全1巻の『アンセルムス全集』(1980年:古田暁訳)が出ている。上智大学中世思想研究所(編訳、1996年)『中世思想原典集成7 前期スコラ学』(平凡社)は、『モノロギオン』、『プロスロギオン』を始めとするアンセルムスの主著を納めている。また、主要著作は単書としても存在する。 聖アンセルムス(1942年)『プロスロギオン』長澤信壽(訳)(岩波文庫) --(1946年)『モノロギオン』長澤信壽(訳)(岩波文庫) --(1948年)『クール・デウス・ホモ - 神は何故に人間となりたまひしか』長澤信壽(訳)(岩波文庫) アンセルムスに関する著作、研究書には、印具徹(1981年)『聖アンセルムスの生涯』(中央出版社)などがあり、また日本でも有名なカール・バルトによる研究書も存在する。
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