ぶんぶんぶん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/06 20:43 UTC 版)
「ぶんぶんぶん」は、ボヘミア民謡に日本語の歌詞を付した童謡。村野四郎作詞、1947年発表。曲は、チェコ・ボヘミア地方で歌われていた民謡に、ドイツの詩人ホフマン・フォン・ファラースレーベンが詞を付したドイツ語曲 "Biene"(蜂・花蜂の意、1843年発表[1]。"Summ, summ, summ" の題名も知られる[2])を基とする。
注釈
- ^ 『一ねんせいのおんがく』から『六年生の音楽』まで。
- ^ Wachsstock:蜜蝋を用いて製造される紐状の細長いろうそくで、日本でイメージされるろうそくとは異なり柔らかい。毛糸やロープのように巻いた状態で販売され、専用のホルダーに取り付けるなどして少しずつ引き伸ばしながら使用する。de:Wachsstockを参照。
- ^ Pfeffernüss:小麦粉に甘味料とシナモン・クローブなどの香辛料を加えて焼き上げたクッキーの一種。de:Pfeffernuss及びen:Pfeffernüsseを参照。
- ^ Honigkuchen:Honigは蜂蜜、Kuchenはケーキを指す。ドイツのクリスマスの飾りにも使われるレープクーヘンの一種で、小麦粉に蜂蜜と香辛料を加えて焼き上げたケーキ。de:Honigkuchenを参照。
参照
- ^ a b c “Funfzig Kinderlieder”. ("Biene"は49頁)Göttinger Digitalisierungszentrum(ゲッティンゲン州立・大学図書館デジタル化センター) (2004年1月12日). 2019年2月20日閲覧。
- ^ a b “Summ, summ, summ”. SWR(南西ドイツ放送). 2019年2月20日閲覧。
- ^ “Summ, summ, summ – Bienchen summ herum!”. www.von-fallersleben.de. 2019年2月20日閲覧。
- ^ 大人のための教科書の歌、14-15頁。
- ^ a b c “一ねんせいのおんがく”. 国立教育政策研究所教育図書館. 2019年2月20日閲覧。
- ^ “所蔵資料の概要 戦後の文部省著作(昭和22年~29年)”. 東書文庫(東京書籍株式会社附設教科書図書館). 2019年2月20日閲覧。
- ^ 大人のための教科書の歌、8頁。
- ^ 大人のための教科書の歌、268頁。
- ^ 国立国会図書館デジタルコレクション 吉丸一昌『新作唱歌』第4集、敬文館、1913年(大正2年)。
- ^ “4月24日(水)から「府中小唄」と「ぶんぶんぶん」を京王線府中駅の列車接近メロディーにします!”. 京王電鉄 (2013年4月18日). 2019年2月20日閲覧。
- ^ “府中駅メロに「府中小唄」「ぶんぶんぶん」を導入”. 府中市 (2013年5月27日). 2019年2月20日閲覧。
- ^ CM・メディア情報、ファンケル - 2019年8月28日閲覧。
- ^ “賀来賢人は「グングングン」! 新CMで合唱”. TOKYO HEADLINE WEB (2021年9月6日). 2021年10月13日閲覧。
- 1 ぶんぶんぶんとは
- 2 ぶんぶんぶんの概要
- 3 成立と展開
- 4 ドイツ語歌詞
- 5 楽譜
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