施設の職員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 15:01 UTC 版)
「食糧人類-Starving Anonymous-」の記事における「施設の職員」の解説
和泉 新太郎(いずみ しんたろう) ゆりかごの所長を務める青年。人間を食糧として提供することを受け入れつつ、それ以上の犠牲を望んでいない温情的な性格。 巨大生物に食糧として人間を提供しなければならない施設の所長としてそのことを必要な犠牲と受け入れつつも、部下や一般従業員が無暗に犠牲になることは望んでおらず、従業員に対しても毅然かつ公正な態度で接するなど所長としての責任感を持ち合わせている。施設内の治安を乱す伊江たちを捕らえるため夕凪の会を招集するなどさまざまな策を弄するが、それらの姿勢は全て仮の姿であり本心では施設内の巨大生物を駆逐すべく虎視眈々と機会を伺っていた。 巨大生物を施設地下へと閉じ込め食糧を断つことで共喰いさせ自滅による根絶を計画する。新太郎の計画通り事は進むがあと一歩のところでクイーンに操られた花島に妨害され、自身も包丁で滅多刺しにされ死亡した。 花島 ゆりかごの副所長。和泉同様、人間を食糧として提供することを受け入れつつ、それ以上の犠牲を望んでいない温情的な性格をしており、和泉の思考に賛同している。 巨大生物の一体がナツネに殺されたことによる粛清として一般従業員達から犠牲を出さなければならない事態となった際は大粒の涙を流しながら一般従業員たちに発表した。一方で夕凪の会や桐生に対してはあまりにも非人道的な組織であることから毛嫌いしている。 新太郎による巨大生物を根絶させる計画の最中にクイーンの触手による侵食を受け新太郎を殺害し、施設の扉を開け飢餓状態の巨大生物達を地上へと開放してしまう。その後はクイーンの代弁者として操られ、巨大生物たちの正体と目的を語った。 和泉 純一(いずみ じゅんいち) 新太郎の父親でゆりかごの前所長。故人。 かつてはエリートサラリーマンだったがなんらかの理由で失職し離婚(恐らくゆりかごへの出向を拒否したことによる)。幼かった新太郎とついには路上生活にまで追い込まれ断腸の思いでゆりかごで働くことを決意、新太郎と共にゆりかごの施設内へと移り住む。やがて所長となり施設の点検による停電を利用して新太郎を脱出させようとするが、脱出の間際に新太郎が山崎さおりを逃してしまったことで「大粛清」が行われてしまう。その際に粛清の対象として選ばれた新太郎の身代わりとなり、巨大生物に捕食され死亡した。
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施設の職員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 06:04 UTC 版)
二日市保養所で帝王切開手術を受ける女性。博多へ上陸すると、桟橋に出ている「婦人相談所」の看板が目についた。屈辱の過ぎし日を思い出した女性たちは、相談所へかけ込み、二日市の手術室へと送られて、そこで牽出手術か帝王切開による人工堕胎をして故郷へ帰っていくのだ。 不法妊娠の堕胎手術 大陸で暴行され、妊娠した婦人は、本人の希望により風呂場改造の手術室で牽出手術を受けるのだった。 以下の職員によって構成された。 医師2名 秦禎三、橋爪将(所長) 看護婦10名(うち3人は産婆資格あり) 事務職員3名(うち1名は事務長) 用務員4名 当時の看護師、吉田ハルヨはNHK「戦争証言アーカイブス」で中絶手術について証言している。
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