文教キャンパス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 16:34 UTC 版)
3キャンパスの中で最大のキャンパスである。とは言え、平地が僅少である長崎という土地柄、国立総合大学としてはキャンパスは狭く、18万m2余りしかない。 大学本部、教養教育の講義を行う教養教育棟(旧教養部)、および7学部(教育学部、水産学部、工学部、薬学部、環境科学部、多文化社会学部、情報データ科学部)の教育棟がある。一ヶ所に7学部が集まっているため、学生の学部間の交流は盛んで、部活動やサークル活動での学部を越えた結束は強い。 文教キャンパスの場所は太平洋戦争中、三菱兵器大橋工場があり、長崎市への原子爆弾投下により大きな被害を受けた地域の一つである。周辺に教育学部の前身である長崎師範学校男子部があったが、校舎倒壊により、大村への移転を余儀なくされた。長崎大学発足当時に大村市や佐世保市、諫早市に分散していた学部も、戦後の復興とともに徐々に長崎に戻り、現在の文教キャンパスが形づくられた。 キャンパスには4つの門がある。正門(国道206号線沿い、路面電車が走る通り)を入ってすぐの中部講堂は、東京海洋大学や水産大学校と同様に中部謙吉の寄付によって建てられた。現在は講義や集会といった用途に留まらず、講演会や部活動にも活用されている。講堂前面の広場は外部からも目立つため、待ち合わせ場所や休息場として長崎大生や近隣住民の憩いの場ともなっている。大学敷地の北側には、体育館やグラウンド・テニスコートがある。北門周辺は住宅地となっており、学生対象のアパートも多い。また通りを挟んで教育学部附属の幼稚園、小学校、中学校が設置されている。東門(旧・裏門)は長崎県道113号長与昭和町線、長崎バイパスにつながる。通りをはさんで純心中学校・純心女子高等学校があるため、文教キャンパスの正門から東門の間は事実上、純心生徒の通学路となっている。南門を入ると、駐輪場、情報メディア基盤センター、保健・医療推進センター、教育学部棟がある。 また、文教キャンパス内には放送大学長崎学習センターがある。放送大学学園と単位互換協定を結んでおり、放送大学で取得した単位を卒業に要する単位として認定することができる。
※この「文教キャンパス」の解説は、「長崎大学」の解説の一部です。
「文教キャンパス」を含む「長崎大学」の記事については、「長崎大学」の概要を参照ください。
文教キャンパス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 16:34 UTC 版)
地図 教養教育、薬学部、工学部、教育学部、環境科学部、水産学部、多文化社会学部、情報データ科学部JR九州長崎本線旧線(長与駅経由)- 「西浦上駅」(徒歩約20分) 新線(市布駅経由)- 「浦上駅」(路面電車または路線バスに乗り換え) 長崎電気軌道本線1・2・3号系統 - 長崎大学電停(徒歩約1分) 長崎バス1番系統(住吉経由)- 「長崎大学前」バス停(本数が多い、正門側、徒歩1分)道の尾経由の長崎空港リムジンバスも停車する。逆方向は20番系統(長崎新地ターミナル・中央橋行き)が停車する。 9番系統(純心校経由)- 「長大東門前」(旧「長大裏門前」)バス停(本数が少ない、東門(旧・裏門)側、徒歩1分)逆方向は20番系統が停車する。 県営バス大橋・純心校経由 - 「長大東門前」(旧「長大裏門前」)バス停(徒歩1分)昭和町経由の長崎空港リムジンバスと佐世保行き高速バス(西肥バス共同運行)と一般路線バスが停車する。 大橋・住吉経由 - 「長崎大学前」バス停(徒歩1分)住吉経由の長崎空港リムジンバスと三原団地方面のミニバスが停車する。
※この「文教キャンパス」の解説は、「長崎大学」の解説の一部です。
「文教キャンパス」を含む「長崎大学」の記事については、「長崎大学」の概要を参照ください。
- 文教キャンパスのページへのリンク