政府・政党・政治家
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「安倍内閣総理大臣談話」の記事における「政府・政党・政治家」の解説
バラク・オバマ(第44代アメリカ合衆国大統領) 8月26日に行われた日米首脳電話会談の中で、「(安倍談話を)歓迎する」と表明。 ネッド・プライス(アメリカ国家安全保障会議報道官) 「戦後70年間、日本は平和や民主主義、法の支配に対する揺るぎない献身を行動で示しており、すべての国の模範だ」「安倍首相が、大戦中に日本が引き起こした苦しみに対して痛惜の念を示したことや、歴代内閣の立場を踏襲したことを歓迎する」 台湾総統府 「馬英九総統は日本政府が今後も歴史の事実を直視し、深い反省と教訓を心に刻むことを期待する」「歴史の過ちは許せるが、歴史の真相は忘れるべきでない」 民主進歩党 「日本の安倍晋三首相が発表した戦後70年談話の内容について、民進党は高い関心と尊重を表明し、安倍首相の平和を維持するとの約束を受け入れる」 蔡英文(民主進歩党主席) 「安倍首相が歴史を正視し平和の約束をしたことを受け入れるとともに、日本が引き続きこの地域における平和に対し重要な役割を担っていく事を希望している」 華春瑩(中華人民共和国外交部報道局報道官) 「日本は当然、戦争責任を明確に説明し、被害国の人民に誠実に謝罪し、軍国主義の侵略の歴史を切断すべきだ。この重大な原則問題についていかなるごまかしもすべきではない」 トニー・アボット (第28代オーストラリア首相) 「我々が忘れることができない戦争の苦しみに言及している」「日本は何十年もの間、国際社会の模範として世界の平和と安定に貢献してきた。オーストラリアと日本が強固な関係を築いてきたのは、両国の国民や指導者が過去の影に未来が支配されることを拒んできたからだ」「他の国にとって今日の談話は、より良い未来を目指し友好関係を強めようという日本の姿勢を受け入れやすくしている」 フィリピン外務省 「『二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない』と述べていることに、フィリピンも同意する」「20世紀の半ば以降、日本は国際法に従いながら積極的に地域や世界と関わってきた」「この70年の間に日本とフィリピン両国の国民は過去の問題を克服し、強い友情を築き上げてきた」 アルベルト・デルロサリオ(英語版)(外務大臣 (フィリピン)(英語版)) 「日本は戦後、国際法に従って行動し、アジアや世界で積極的な役割を果たしてきた」「日本とフィリピンの関係は多様な分野での信頼と尽きることのない支援によって特徴付けられる」「戦後70年は絶え間ない努力により、両国の国民が過去の問題を克服し強固な友好関係を築くことができるということを世界に示した」 フィリピン大統領府報道官 フィリピン大統領府報道官は「自由、民主主義、人権の価値を堅持し、平和に貢献するという安倍首相の談話を支持する」 インドネシア外務省 「インドネシアは、安倍総理大臣がこれまでの2度の総理大臣談話と同様に、第2次世界大戦における日本の行為について談話を発表したことを評価する」 イギリス フィリップ・ハモンド外務・英連邦大臣 「日本政府が発表してきたおわびの声明を再確認し、国際法の下で70年以上にわたる日本の平和への貢献が継続することは喜ばしい」「談話が日本と北東アジアの隣国との和解のためにプラスとなるよう受けとめられることを希望する」 韓国外交部 植民地支配と侵略に対する「日本の現政権の歴史観を国際社会に如実に示した」との報道官論評を発表。論評の中では、「(談話が)歴代内閣の歴史認識が今後も揺るがないと国際社会に明らかにした点に注目する」として強い批判は避けた上で、「日本政府が具体的な行動で実践していくかを見守る」とした。 北朝鮮外務省 「侵略の歴史に対する誠実な認定と謝罪が込められていない」「日本が、我が人民に謝罪も反省もなく、国際社会における責任、貢献をうんぬんするのは、人民に対する耐え難い愚弄だ」「過去の清算を通じて、わが国をはじめとする周辺諸国からの信頼を得るべきだ」との内容の報道官談話を朝鮮中央通信を通じて発表。 シンガポール外務省 安倍談話と、談話発表翌日(8月15日)に行われた「全国戦没者追悼式」の際の明仁天皇の「おことば」を受け、8月16日に声明を発表。「(日本の)明白な戦争責任」について触れた上で、日本の周辺国に対し「天皇陛下のお言葉や安倍氏の談話、歴代内閣の歴史認識に基づき、さらなる和解に努めることが重要だ」と呼びかけた。
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