成人映画界へ転向とは? わかりやすく解説

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成人映画界へ転向

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/10 00:57 UTC 版)

光岡早苗」の記事における「成人映画界へ転向」の解説

1964年4月佐藤重雄設立した映画製作会社・轍プロダクションが、大映東京撮影所退社した水野洽監督起用して成人映画危険な人妻』を製作、同年9月公開されたが、光岡はこれに主演以降成人映画転向する。轍プロダクションでは同年12月公開された『女はそれを待っている』(監督経堂三郎)にも主演本木荘二郎のシネユニモンドが製作・配給本木高木丈夫の名で監督同年10月14日公開した洋妾 らしゃめん』、同じく公開日不明の『白い手袋の秘密』に主演している。本木の『洋妾 らしゃめん』を光岡成人映画転向第1作とする資料もある。『日本映画発達史』の田中純一郎は、同書のなかで黎明期成人映画界のおもな出演者として、扇町京子桂子城山路子内田高子香取環新高恵子松井康子西朱実朝日陽子火鳥こずえ明子森美沙湯川美沙光岡早苗路加奈子有川二郎里見孝二、川部修詩佐伯秀男挙げているが、城山路子光岡早苗同一人物であり、重複している。 同年11月後藤充弘が設立した映画第1作として製作した『赤い肌の門』の監督に『危険な人妻』の水野洽起用され片岡均の名で監督同作主演光岡起用され同作は翌1965年昭和40年1月映画配給し公開された。光岡同作をもって城山 路子改名する当時光岡は、中野区城山町現在の同区中野1丁目)に住んでいた。同じころNHK大阪放送局から映画引き抜かれ西原儀一は、入社第1作として『激情ハイウェー』を監督しているが、当時映倫(新映倫映画倫理管理委員会)の削除基準知り急遽当時としては短いわずか3日間の撮影期間低予算で『いろ地獄』の製作を計画城山光岡)は同作主演起用された。映倫同作一般映画サスペンス映画として評価作品評価高かったが、成人映画として売り出したかったため、困った西原後述している。同作同年7月映倫審査通過して成人映画レイティングされ、同年9月7日公開された。城山光岡)はその後映画で、水野洽片岡均の名で監督した流転愛欲』(1965年9月公開)、西原儀一千葉隆志の名で監督した『くずれる女』(1966年4月5日公開)の2本に出演いずれも主演した1966年昭和41年8月公開された『餌』(監督向井寛)に出演したのを最後に引退した引退時期公開され最後作品は、同年10月公開された『女の砦』(監督片岡均)、『人妻秘密』(監督山本晋也)である。以降は、東中野バー経営していたが、1977年昭和52年)、小川欽也小川和久の名で監督した熟れた夫人乱れ咲き』(製作・配給大蔵映画)に「光岡早苗」の名で出演している。同作同年6月28日公開された。光岡経営したバーは、2005年平成17年)の時点経営者であった隆見夏子小林悟夫人初枝によれば、ある時点映画監督小林悟1930年 - 2001年)が同店の経営引き継いだという。その後光岡消息不明である。2008年平成20年)、アメリカで『餌』のフィルム発見され同年5月13日DVD発売された。

※この「成人映画界へ転向」の解説は、「光岡早苗」の解説の一部です。
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