成人教育段階
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 19:36 UTC 版)
厚生労働省の日本版デュアルシステムは、2003年6月に文部科学省, 厚生労働省, 経済産業省, 内閣府によって発表された「若者自立・挑戦プラン」を受けて考案されたもので、いわゆるニート・フリーターの就業支援として始められたものである。したがって、職業教育というよりは職業訓練の性格が強い。ただし、実施主体によってその仕組みは異なり、専修学校等に委託して行うものは、平均して3カ月の座学と1カ月のOJTで構成されているのに対し、職業能力開発大学校等で行うものは原則2年間と長期の訓練になっている。 職業能力開発大学校等の専門課程(2年間。有料。2008年度は6校)によるもの、職業能力開発促進センター(6ヶ月。無料)によるもの、民間の専修学校等が委託訓練として行うもの(標準4ヶ月。無料)とがある。
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