愛の友人・知人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 14:02 UTC 版)
芹沢 未亜(せりざわ みあ) 声 - 興津和幸 愛の憧れの先輩。学校で一番人気の、男女を問わず誰からも好かれる男子生徒。高校2年生→3年生。母親は女優のセリーヌ蘭(15歳で出産)。女の子に泣かれるのが苦手。 母を「母」と呼べない環境で育ったため、全てが平凡な愛を羨んでおり、図書室に通っていた。その後、愛と付き合うことになるが、その存在が週刊誌にバレてしまい、しばらく家から出られなくなったことがある。 しばらくは猫太との間で愛の奪い合いをするが、愛が自分と猫太との間で揺れていることを察し、芸能界デビューを理由にあえて自分から別れを切り出す。直ぐには忘れられない様子だが、紆余曲折の末に愛の親友であるモス子に興味を示すようになった。なお、完全に別れた後も愛とは友人関係であるが、それは以前から多少女の子との関係を面倒くさいと思っており「愛がもう自分のことを友人以上の存在として見ない」という安心感からだと言っている。 モス子(モスこ) 声 - 種田梨沙 愛の親友。本名は瀬戸内美鳥(せとうち みどり)。愛と比べてぽわぽわした女の子。実はお嬢様育ちで、小学生時代は現ぽっちゃりした体型だったためか男子にからかわれており、それが原因で男の子が苦手になっていた。未亜から愛への想いの相談を受けていたが、愛が猫太と両想いになってからは彼女自身が未亜を好きになり告白した。 モスバーガーをこよなく愛するため、現在のあだ名が付いた(「またモスだね、あの子」が縮んでモス子らしい)。 単行本第2巻の巻末によると、男性読者の人気が一番高い。 セリーヌ蘭(らん) 女優。未亜の母親で本名・芹沢蘭子。15歳で出産、結婚せずに17歳でデビューし、10kg痩せて女優として成功を収めた。 隠し子である未亜の存在が週刊誌にスクープされてしまう。 杉本 三神(すぎもと みかみ) 声 - 櫻井孝宏(少年時代 - 潘めぐみ) 愛の従兄弟の一人。唯一愛より年長(1つ年上)で、親戚の子供たちの「お兄ちゃん」。愛称は「ミケ」。やや病気がちで柔らかな雰囲気を持ち、チョコレートや読書など愛の好きなものに影響を与えた。特技はピアノで、3年前にドイツに留学してしまったが、第29話で帰国し、しばらく猫太の家で暮らし愛の通う高校に編入することとなる。 帰国直後から愛と遭遇しているが、3年前とはほぼ正反対な軽薄な性格へ変貌しており(そのため、再会当初の愛は彼がミケであるとはわからなかった)、同じクラスに編入したのをいいことに愛の周囲に探りを入れ、隙を見ては愛を口説こうとする。留学時はピアニストを目指していたが、実は心臓に難病を抱えており、ピアノを辞める決意で逃げ出すように帰国した模様。その難病を手術できる医師が日本におり、愛の誕生日である12月2日にその手術を受けるために帰国。また、猫太は机に向かいピアノを弾く仕草をしては悔しさに苛まれて涙をこぼす彼の姿を目撃しているため、ピアニスト復帰への手助けをすることとなる。
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