女の子との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 14:32 UTC 版)
居候を決め込むドキンちゃんに対して当初は強気に接していた。メロンパンナがレギュラーになった頃には夫婦漫才のようなやりとりが多くなり(初期にもTV第37話A『アンパンマンとくじらのクータン』などではそうしたやりとりが見られる)、ロールパンナが加わった頃からは完全に尻に敷かれている。「○○が欲しいから持って来て」とねだるドキンちゃんに対し、時には「自分で行けば?」と冷たく返すこともあるが、脅されたり大声で怒鳴られたり泣き落としをかけられたりして結局行かされる羽目になる。苦労して手に入れたご馳走もドキンちゃんに全て横取りされて落ち込むことも少なくない。行方不明になると夜を徹して探しに行くなど、何だかんだで仲は良く、彼女が死んだと思ったりした時は号泣している。また、ドキンちゃんには何らかの感情を抱いている様子で、彼女のしょくぱんまんへの好意を見ると嫉妬したり悔しがったりして、彼を困らせようとすることも多い。 恋多き男でもあり、前述のとおり、可愛らしい女の子や容姿端麗な美女にはめっぽう弱く、ドキンちゃん以外にも、りんごちゃんを筆頭に、ポットちゃん、ナプキンさん、おダンゴちゃん、おことちゃんなど、数多くの女性キャラクターに一目惚れをしてきた。しかし、その恋が成就することはなく、現在では好意を抱くことなく他のゲストキャラクターと同様の態度で接していることが多い。OVA『いっしょにおべんきょう』シリーズでは、巻毎に登場する女性ゲストキャラクター全員に恋心を抱いており、最後まで心の内が伝わることは無かったものの、それぞれと友達としての関係を築いていた。映画『くろゆき姫とモテモテばいきんまん』では、くろゆき姫と終始いい雰囲気になっていたが、最終的には呪いの解けた彼女の誘いを「おれさまは悪役だから」と潔く断っている。 か弱い女の子、お転婆な女の子(ドキンちゃん、ルビーなど)、何をするか分からない子(コキンちゃん、ミントちゃんなど)、自分を叱責するみみせんせいには弱い。自分を警戒しなかったり欲求を素直に聞き入れてくれたりすることを嫌う。そのため、プリンちゃんとエクレアさんやしらたまさんなどの押しの強い子や、自分の悪事を全て良くとってしまう極端にポジティブな考えの人(おくらちゃん、マダム・ナン、おしんこちゃんなど)も苦手としており、彼女らから「いい人」と思われてしまうエピソードも多い。女の子の涙に弱い節もありもらい泣きしてしまうことも。 シチューおばさんやチーズフォンデュさんなどの年配の女性からも好印象を持たれている。ミス・マリーネやさくらもちねえさんなど、大人っぽい雰囲気を持った女性からは「坊や」と呼ばれることがある。本人はそれを嫌っている。てんどん母さんからは「あたしがあんたのおっ母さんになってやるよ」と言われ、散々説教を受けたため、やはり苦手としている。ちびぞうくんの母親であるでかこ母さんも苦手だが、彼女の持つ母性に甘えるエピソードや、ゆきんこゆきちゃんやメロンパンナと仲良くしているエピソードもある。
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