悪夢館の住人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/15 17:26 UTC 版)
「みなぎ得一作品の登場人物」の記事における「悪夢館の住人」の解説
ラウラ・シルヴァー・グロウリー H.N.「死女ノ恋(ゴーティエ)」。 紫がかった銀髪を縦ロールにした美少女。瞳は赤。普段着は漆黒のゴシックロリータ風のドレス。 生態吸血鬼(ヴァンパイア)の女性。「悪夢館」館主。「六十四卦」の一易「水沢節」。鎮伏業番付・第2位。F.N.「死美人(クラリモンド)」。 非常に大人しい絵に描いたような御嬢様だが、身内や学友には毒舌や鋭い(時に物理的な)ツッコミを入れる。好きな血液型はO型。エロネタは嫌い。近寄るだけで精力吸収(エナジードレイン)してしまう体質のためか、人に触れられることに慣れていない様子。怪異を倒して血まみれになった顔を福太郎に拭いてもらった際には真っ赤になって去って行った。 飢鴉やヘンゼル姉妹など、使用人を兼ねた武器を使っての、残虐かつ豪快な戦闘スタイル。余り強くない相手には、日傘に仕込んだレイピアを使用する。身体の一部を切り離し、更に切り離したそれの存在エネルギーを利用して物体を破壊する自爆めいた能力を持つ。月光を浴びることで回復も可能。 ルチオ・ラヴ・ピーコック 人間の少年。「悪夢館」使用人。 悪夢館に住む唯一の人間。浮浪者であったところをラウラに拾われ、養子縁組した上で、書生として住んでいる。 一見、素朴な美少年だが、ラウラに対して劣情を抱くムッツリスケベの俗物である。毎度、ヘンゼル姉妹にツッコミを入れられたり、ラウラに言葉責めされるなど、館の玩具兼ラウラの非常食に成り下がっている。「○ゲ」を気にしている。 前館主の蔵書からラウラ=吸血鬼に関する研究を密かに行なうなど、頭脳は明晰。 飢鴉(ウエガラス) 普段は刃をしまった巨大な鎌を、執事服を着たボディに収納している。鎌の回転軸部分に目が一つだけある。 「悪夢館」執事。ラウラに仕える執事で、移動時は馬車の御者を務めるなど、常に彼女に付き従っている。やや自意識過剰なところがある。 生体ではないため、ラウラの精力吸収の影響を受けない(これは、ルチオを除いた他の「悪夢館」住人も同様である)。ラウラの戦闘時は、彼女の足となる他、頭部を独立させて武器化する。ボディは頭部がなくても稼動・会話が可能。 ディジー・ヘンゼル 右側が金、左側が黒い長髪をツインテールにしている、メイド服を着た少女。 ゴーレムの女性。「悪夢館」メイド。 ラウラに仕えるメイドで、彼女の身の回りの世話をしている。ルチオに対しては行動的なツッコミ担当。 太陽石から創られた刃物少女で、右腿に炎の浄化作用を持つ火竜刀を収納している。また双子の姉妹であるヴァイオレットと合体し、巨大な鋏となって自らも攻撃可能。 ヴァイオレット・ヘンゼル 右側が黒、左側が金髪のショートヘアの、メイド服を着た少女。 ゴーレムの女性。「悪夢館」メイド。 ラウラに仕えるメイドで、彼女の身の回りの世話をしている。ルチオに対しては精神的なツッコミ担当。 月陰石から創られた刃物少女で、右腿に氷の封印作用を持つ氷翼刀を収納している。また双子の姉妹であるディジーと合体し、巨大な鋏となって自らも攻撃可能。
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