弥勒菩薩御一向
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/11 02:58 UTC 版)
安積 覚(あさか かく) 本編の主人公。高校三年生。年齢は18歳くらい。血液型がB型のはずなのに全然マイペースではなく、粗暴で怒りっぽいのはおそらく前世の性格が強く出ているものと思われる。 乱暴な口調の上、短気ですぐに手が出るような性格。心根はやさしいが介三郎とは何かあるごとにケンカをし、現世においては2人が暴れると天変地異が起きる。 第1話冒頭にて校舎の5階から転落し死亡。地獄から脱出するべく大立ち回りを演ずるが、その結果、地獄を現世に呼び込んでしまう。 前世は天竜鬼神衆の竜王で、その因縁により常人とはかけ離れた力を持つ(普通人の10〜15倍、握力は700kgほど)。 主な武器は夜魔刀だったが太山に奪われ、その後は帝釈天から授かった折伏刀を使用。獄卒の刀や修羅刀も使用したことがある。 佐々木 介三郎(ささき すけさぶろう) 本編もう1人の主人公。年齢は18歳くらい。自分は常にかっこよくありたいと思っていたり、イヤミをぽろっともらしたりなど困った面がある。 何事にも思慮深いが基本的に神経質。 第1話冒頭にて5階から転落し死亡。覚と共に蘭魔を人質に現世へ脱出するべく行動する。 前世は天竜鬼神衆の天王で、その因縁により常人とはかけ離れた力を持つ(覚とほぼ同様)。ただし、覚醒時の能力はあきらかに竜王には劣るとのこと。 使用武器は阿修羅王より借り受けた修羅刀。 介三郎は女性の読者に人気が出るように作られた。しかし連載開始直後は覚に人気が集中して作者を困惑させた。だが単行本発売以降はその人気が逆転し、作者の思惑通りになった。 水戸 みつくに(みと みつくに) 私立大壊高等学校の教師。年齢67歳。 第1話冒頭で覚に蹴り飛ばされ、校舎の5階から転落して死亡。地獄においても2人の騒動に巻き込まれ、阿弥陀如来から2人の目付け役を任じられる。小柄で移動時は蘭魔に背負われる。 阿弥陀如来から数珠を授けられており、集中することで覚と介の首輪を絞めることができる。 前世の因縁は特にないが、将来は弥勒菩薩となる人物である。 蘭魔(らんま) 地獄の裁判官である閻魔大王の娘。年齢は17歳くらい。 覚と介の抹殺を閻魔大王から命じられるが、地獄が現世に出現し野望に囚われた閻魔のもとを離れ、覚達と行動を共にする。 フロア1の責任者である秦広は許婚で相思相愛だったが、1巻の巻末で作者はハッピーエンドにするかわからないと述べていた通り、秦広とのエピソードは放置される事となった。 阿修羅王(あしゅらおう) 本名は「羅睺羅 毘摩質多羅 阿修羅王」。 天竜鬼神衆を統べる将であり、竜王に次いで強いという設定。性別はなく男でも女でもない。 闘神としての力は封印を受け、現在は闘神を返上して仏法の守護神という地位についているが、いずれは天竜鬼神衆を再び集結させて闘神に返り咲くつもりでいる。戦闘には参加せず傍観するのが基本スタンスだが、必要に応じて戦うこともある。
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