の・びる【伸びる/延びる】
読み方:のびる
[動バ上一][文]の・ぶ[バ上二]
㋐(伸びる)生長して、長くなったり、高くなったりする。「背が—・びる」「すらりと—・びた脚」「枝が—・びる」
㋑(延びる)もとからある物につなげられて長くなる。「バス路線が郊外まで—・びる」
㋒(伸びる)ある段階・範囲にまでおよぶ。達する。「司直の手が—・びる」「つい菓子に手が—・びてしまう」
㋓(伸びる)まがったり、ちぢんだりしていたものがまっすぐになったり、ひろがったりする。「腰が—・びる」「しわが—・びる」
㋔(伸びる)全体にうすく、均質にひろがる。「よく—・びる塗料」
㋕(伸びる)時間がたって、長い状態になったり、しまりなくやわらかくなったりして弾力がなくなる。「そばが—・びる」
㋖(伸びる)さんざんなぐられて動けなくなってしまう。ひどく疲れてぐったりする。グロッキーになる。「過労で—・びる」
2 (伸びる)勢いや力が増す。
㋐大きく盛んになる。発展する。「輸出が—・びる」「会社は順調に—・びている」
㋑能力などがつき、向上する。「記録が—・びる」「学力が—・びる」
3 (延びる)
㋒期日・時刻が、決められたその時よりおくれる。「事故で出発が—・びる」
「延びる」の例文・使い方・用例・文例
- ベリーや植物の根を食べて生き延びる
- 会議はいつも何時間もだらだら延びる
- ロッキー山脈は、北米から南米に延びる大山脈の一部である。
- 全ての生き物は、生き延びるための本能的衝動を持っている。
- 自然がそうした生き延びるための手段を与えているのである。
- 時間に縛られた社会では、時は線のように、つまり過去から現在を通って未来に向かって延びる1本の直線と見られている。
- 君と僕目の前に延びる長い道よりももっともっと長い思い出を。
- 彼は生きて飛騨の山中に落ち延びることができた.
- この地下鉄はどこまで延びるのかしら.
- 日脚が延びる
- 七十五日だけ生き延びる
- 初物を食うと七十五日生き延びる
- 初物を食うと七十五日生き延びると言う
- 身の丈が延びる
- 銀行は、健全であって、そしてこの攻撃を生き延びるであろう
- 車輪のハブから放射状に延びるスポーク
- 車を引っ張る動物のいづれかのサイドにある車または乗り物の胴体から延びる2つのシャフトの1つ
- 何かが延びる量、程度、範囲
- 人間の脊椎から胸骨(および脊椎動物の類似の骨)へと延びる湾曲した24の骨のアーチの1つ
- 腸間膜の2つの層の間から腸へと延びる大動脈の2つの支流の1つ
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