幻の続編
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なお、本作の最初の方(217A)で、ソクラテスが「エレアからの客人」に、「ソフィスト、政治家、哲学者の三者とはいかなる者か」と問うているため、プラトンは、本作『ソピステス(ソフィスト)』(古希: Σοφιστής)と、続編の『ポリティコス(政治家)』(古希: Πολιτικός)に加えて、「三部作」の締めくくりの続編として、『ピロソポス(哲学者)』(古希: Φιλόσοφος)という題名の対話篇を書こうとしていたという説があり、本作『ソピステス』の途中(253E, 254B)や、続編『ポリティコス(政治家)』の冒頭(257A-C)でも、それを匂わす記述があるため、そうした構想は、実際かなり高い蓋然性で存在したと考えられる。そして、『ポリティコス(政治家)』の冒頭の記述(258A)から、その幻の対話篇『ピロソポス(哲学者)』は、ソクラテスと「若いソクラテス」の対話によって描かれる予定だったと考えられる。 この『ピロソポス(哲学者)』が書かれていれば、『パルメニデス』『テアイテトス』も含めた一連の作品は、全部で「五部作」となっていた。 ちなみに、こうした「三部作構想の中断」は、続く後期の作品である『ティマイオス』『クリティアス』でも繰り返された。内容・構成上、『ティマイオス』『クリティアス』に続いて、『ヘルモクラテス』が書かれる予定だった蓋然性が高いが、2作目の『クリティアス』が途中で絶筆されて未完となり、3作目は手付かずのままとなっている。
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幻の続編
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PC-8801mkIISR及びX1用で『魔城伝説II 〜ポポロン激闘編〜』の発売が予定され、雑誌等で開発中画面が紹介されたりもしたが未発売に終わった。内容はMSX版『魔城伝説II ガリウスの迷宮』と大きく異なり、RPG要素が追加された縦スクロールシューティングになる予定だった。 当時の紹介記事をまとめると、以下のような特徴があったとされる。 残りプレイヤー数の他にライフゲージが存在する。 経験値が存在する。経験値が増えるとレベルが上がりポポロンの攻撃力が上がる。 市民など攻撃してはいけないキャラを攻撃すると、経験値が下がる。 武器がショット系の他に手持ち武器があり、SHIFTキーで切り替えて使用できる。 武器に攻撃力(STR値)が存在する。 盾や鎧の防具が存在する。 食料、鍵、竹馬などのアイテムが存在する。 武器、防具、アイテムは持てる数だけ持ち物として持つことができる。 シューティングシーンは強制縦スクロールに加えて、画面切り替えで左右に移動できるステージある。 街や城内に入ると画面切り替え方式に変わる。ポポロンの向きや攻撃方向も変わるのかは不明。 キャラクターの大きさは縦のドット数が倍になり4頭身相当となる。
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幻の続編
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『熱血硬派くにおくん ~九龍の爪~』(ねっけつこうはくにおくん くーろんのつめ) PlayStation用ソフトして企画されていた本作の続編。香港を舞台にくにおとりきが九龍城砦のマフィア「黒蛇団」と対決する内容となるはずだった。企画では高層ビルやロープの上での戦い、3Dトロッコステージなども盛り込まれていた。みさこときょうこは続投し、更に『ダブルドラゴンシリーズ』の主人公であるビリー・リーとジミー・リーも登場する予定であった。 元々、1990年頃に岸本は九龍城砦でビリーとジミーが戦うストーリーを『ダブルドラゴン4』として考えていたが、「香港でダブルドラゴンの世界観は当たり前過ぎてつまらない」と考え直し、まだ大阪で暴れた程度で世界ではアクションを展開していなかったくにおを主役に据え、くにお達を世界で暴れさせる企画に変更した。尚、『ダブルドラゴン4』は内容は異なるが2017年に『ダブルドラゴンIV』のタイトルで発売されている。 結果としてテクノスジャパン倒産により発売される事は無かったが、この作品で登場する予定だったさぶの兄は中国マフィア「レッドスネーク」のボスとして後に『熱血硬派くにおくんSP 乱闘協奏曲』(2013年)に登場し、くにお達が香港の映画スタジオで戦うと言ったアイデアも同作に部分的に活かされる事になった。
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