幻の第3作
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/13 08:43 UTC 版)
「劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI」の記事における「幻の第3作」の解説
実は本作以前に首藤が半年をかけて作ったプロット、もう一つの劇場版ポケットモンスター第3作の存在があった。それは劇場版第1作の「自己存在」、第2作の「共存」に続く「自分の生きている世界は何なのか?」というものである。このプロットはかつて首藤が執筆したアニメ小説版『ポケットモンスター The Animation』で明かされた世界観の元で書かれている。 物語は、人間とポケモン以外の動物がいないはずのアニメポケモンの世界で、ティラノサウルスの化石が発見されるという事件から始まる。この発見にポケモン学会は大騒ぎになり、やがて学者達は自分達の住む世界に何か秘密があるのではと疑問を抱き始める。しかし例のティラノサウルスの化石に意思が宿り、動き始め暴走してしまう。サトシ達やロケット団、世界中の人間やポケモン達がティラノサウルスを食い止めようとする。ラストでティラノサウルスはとある場所で動かなくなり、人々は「一体あれはなんだったのか」「自分達の住む世界は、一体どんな世界なんだろう」と視聴者に問題を投げかける形で幕を閉じる。
※この「幻の第3作」の解説は、「劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI」の解説の一部です。
「幻の第3作」を含む「劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI」の記事については、「劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI」の概要を参照ください。
- 幻の第3作のページへのリンク