幻の第3シーズン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 22:05 UTC 版)
「ソニック・ザ・ヘッジホッグ (アニメ)」の記事における「幻の第3シーズン」の解説
脚本家のベン・ハーストはインタビューで、第3シーズンの構想が番組の打ち切りより前に出来上がっていたことを話した。ファンからの要望にこたえ、ハーストは正体が明かされていなかった敵役が、魔法使いイクシス・ノーグスであることを明かした。ドクター・ロボトニックは第2シーズン最終回で死んでおらず、ノーグスのところに幽閉される予定であった。ドクター・スニベリーは、一時的に力をつけ、おじに代わって支配者の座を手に入れようとしたが、ソニックと仲間たちに阻止された。彼は、ノーグスを無の世界から救出し、ついでにおじとエイコーン大王も救出するが、今度はその2人がノーグスにとらえられてしまう。ノーグスは第3シーズンにおけるソニックの宿敵になり、エイコーン大王を人質にしてサリー王女も捕える。全てを失ったドクター・スニベリーはソニック側につく(なお、この展開はアーチー・コミック版のストーリーラインに組み込まれている)。また、第3シーズンではソニックとテイルスが特殊能力に目覚め、仲間たちのピンチを救う他、2人の関係にも変化が現れる予定だった。さらに、サリー王女が、ソニック以外の他の誰かと恋に落ちる展開や、ドクター・スニベリーとドクター・ロボトニックの過去についてのふれる場面も予定していた。 ハーストは第3シーズン放送を実現させようと努力したが、受け入れてもらえず、最終的に脚本を書くのをあきらめたとインタビューで話した。そして、彼は2010年8月10日に亡くなった。
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