帝国第一軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 10:19 UTC 版)
「覇剣の皇姫アルティーナ」の記事における「帝国第一軍」の解説
アレン・ドウ・ラトレイユ・ドゥ・ベルガリア ベルガリア帝国第二皇子。帝国軍総督、第一軍司令官。元帥。#皇族の項を参照。 ジェルマン・ラウレンティス・ドゥ・ボーマルシェ ベルガリア帝国の一等文官で、ラトレイユの副官。名門ボーマルシェ侯爵家の三男。 武門の家柄に生まれながら、剣が苦手で士官学校では本ばかり読んでいたが、ラトレイユの目に留まり幕僚を務めるようになり、以降彼に絶対の忠誠を尽くしている。レジスは彼の経歴にシンパシーを感じている一方で、彼の娯楽小説は低俗なものとする価値観には反発している。 保守的な側面はあるにせよ頑迷ではなく、レジスの実力を目のほどにしてからは素直に認めており、多少なりとも価値観に変化を起こしている。 コンスタン・フェリックス・ドゥ・バルトォーリ 帝国第一軍の三つの騎士団の一つ、白狼騎士団を率いる騎士団長。 ジェルマンの策で帝都から逃亡するアルティーナ達を追撃するが、帝都近郊の丘に控えていた黒騎兵団とレジスの仕掛けた火計で騎士団の大半を失った挙句、自身もジェロームに打ち取られる。 ゼモールト バルトォーリの後任の白狼騎士団の団長。二十代後半の若手士官。 南方から補充兵を率いて第一軍に合流したため、レジスへの敵愾心は薄い。グレボヴァール攻略戦では本陣の護衛に勤めていたが、最終局面において志願し戦線参加し、勝利に貢献した。 バッテレン 最速を謳われる白兎騎士団を率いる騎士団長。血気盛んな若手士官。 グレボヴァール攻略戦においては特に縦横無尽に戦場を走り回り、最終的には捕虜の奪還に大きな貢献をし、自身も敵将の一人を打ち取る。 幕僚の中ではレジスに対して特に反感が強かったが、最終的に彼の知略を認める。 オルバス 白虎騎士団を率いる年配の騎士団長。白虎騎士団は第一軍最強を謳われる。 穏やかな性格の人物でレジスに反発するバッテレンをいさめるが、自身もレジスに対して作戦遂行に対する覚悟を問う。 グレボヴァール攻略戦においては右翼を率い、終始戦線を支えた。 ジャン・ユリス・ドゥ・ヴァレイズ 第一軍に所属する三等武官。 騎士爵に叙された冷静で有能な武官であり、駆け比べや剣の競い合いや筆記試験などで幕僚を除いて最も優秀な成績を収めている。 ハイブリタニア語も地方出身者と言い張れば通じる程度に堪能で、グレボヴァール市奪還作戦でレジスの策で工作員として都市に潜入する。
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