帝国第七軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 10:19 UTC 版)
「覇剣の皇姫アルティーナ」の記事における「帝国第七軍」の解説
バルグソヌ 公爵。中将。東方の国境を守護する第七軍の司令官。 貴族にも関わらず、贅沢を嫌い質素倹約を旨とし、伝統を重んじ、血統を尊び、不変をよしとする無骨な武人。 一方でその保守的な姿勢からアルティーナを見下しており、バイルシュミット辺境連隊を軽視する。 ハイブリタニアの侵攻に際して東方国境より馳せ参じ、これまでの東方諸国に対する常勝から自軍を過信して、ラフレンジュでハイブリタニアに挑むも、ハイブリタニア側の戦術に為す術もなく敗北し、第七軍は壊滅する。本人もこの戦いで戦死した。 ビュゼンテ 第七軍に所属する二等文官。第七軍作戦参謀長であり、第七軍参謀長の息子。伯爵家の息子。 レジスとは別の士官学校の出身で、当時は神童と言われており、士官学校の交流戦でレジスと«討論戦»を行い勝利する。(判定はかなり怪しく、父の部下である審判の贔屓だとヴァネッサは主張している。) ラフレンジュ会戦直前の軍議で用兵の教本通りの傲岸な策を立て、敗色が濃厚になると司令官の目前でレジスに責任転嫁する醜態を見せた。 敗戦後、生きながらえるも幼児退行を引き起こし、バルグソヌの遺体に話しかける有様でコワニェラからは『あれはもう駄目だ』と評される。 コワニェラ 第七軍に所属する二等武官。 ラフレンジュ会戦で第七軍の主だった上官が戦死したことで、指揮官の代行を務める形で第七軍の残兵を率いてボネイル要塞の攻防戦に参加。攻防戦に勝利した後は、要塞の守備に当たっていたが、エスタブルグ襲来の報を受け、第四軍分隊と共に東方国境に戻る。 当初はバイルシュミット辺境連隊を見下すような態度をとっていたが、窮地を救われたことで心服するようになる。 デュカース 第七軍に所属する軽歩。農兵(徴兵された農民)。30歳。故郷に老いた両親と三人の息子と四人目を妊娠した妻を残している。 ラフレンジュ会戦において«死の行進»とも評される弾幕に放り込まれた挙句、敗北し壊滅する有様を見せた司令部を批判する。
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