岸竹堂とは? わかりやすく解説

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岸竹堂

読み方きし ちくどう

幕末・明治画家近江生。名は昌禄、字は子和通称八郎、号は残夢虎林等。初め狩野永岳学び、のち岸連山師事し岸家を継ぐ。鳥獣画を能くし、特に虎を得意とする帝室技芸員明治30年1897)歿、72才。

岸竹堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/06 22:01 UTC 版)

岸 竹堂(きし ちくどう、文政9年4月22日1826年5月28日) - 明治30年(1897年7月27日)は、日本の幕末から明治時代に活躍した日本画家。幼名は米吉、名は昌禄、は子和、通称は八郎。竹堂は号で、他に残夢、真月、虎林、如花など。岸派の4代目で、明治期の京都画壇で、森寛斎幸野楳嶺とともに3巨頭の1人に数えられた画家である。


  1. ^ 竹下浩二 「丹後に響く近代日本画の足音 ―「曳舟図」にみる岸竹堂の新技法―」『岸竹堂の絵画』pp.26-27。
  2. ^ 『官報』第3901号、明治29年7月1日。
  3. ^ 服部敏良『事典有名人の死亡診断 近代編』付録「近代有名人の死因一覧」(吉川弘文館、2010年)9頁
  4. ^ 『岸竹堂の絵画』第5図。
  5. ^ 『岸竹堂の絵画』第12図。
  6. ^ 『岩滝町誌』1970年。
  7. ^ 茨城県天心記念五浦美術館編集/発行 『開館20周年記念 龍を描く ―天地の気―』 2017年、pp.34-35,101。
  8. ^ 島田康寛 「東本願寺(真宗宗廟)伝存の絵画作品」(真宗大谷派 朝日新聞社編集 『宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌記念 東本願寺の至宝展 両道再建の歴史』 朝日新聞社、2009年3月、p.42)
  9. ^ 富山県水墨美術館編集・発行 『あつまれ墨画アーティスト 龍虎召喚! 水墨で描かれた霊獣たち』 2015年、第12図。


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