対戦校の決定方法
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2008年シーズン(平成20年)まで関西学生リーグの優勝校が出場する。関西学生リーグでは1部所属の8校による1回総当りのリーグ戦(シングル・ラウンド・ロビン方式)で優勝チームを決める。勝敗数のみでの順位決定のため、同率1位の場合はすべて優勝校とし、甲子園ボウル出場校の決定戦(1試合のプレーオフ)を別個に実施しその勝者が出場する。リーグ優勝校が3チーム以上となった場合はトーナメント形式で決定戦を行う(1996年(平成8年)に京都大学・関西学院大学・立命館大学が同率1位となった際は抽選で1校をシード扱いとし、残り2校の対戦(1回戦)の勝者と対戦する方式だった)。 関東学生リーグの優勝校を招待する(関東学生リーグの優勝校の決定方法は本大会の実施要項で規定されておらず、関東学生連盟に一任されたものである)。関東学生リーグでは1部所属16校を8校ずつの2ブロック(A・Bブロック)に毎年編成替えを行い、ブロック毎に1回総当りのリーグ戦を行う。各ブロックの1位校が関東大学選手権(クラッシュボウル)で対戦し、その勝者が関東学生リーグの優勝校として出場する。 2009年シーズン(平成21年)・2010年シーズン(平成22年)全日本大学選手権とし、甲子園ボウルをその決勝戦と位置づける。選手権は全国8連盟のリーグ代表校によるトーナメント戦で東日本代表校と西日本代表校をそれぞれ決定する。東日本代表校は関東学生リーグのA・Bブロックの優勝校がそれぞれ北海道・東北の代表校と戦い、その勝者同士の対戦で決定する(3試合ともにクラッシュボウル)。西日本代表校はまず東海と北陸、中四国と九州の代表(平和台ボウル)が対戦し、さらに勝者同士の対戦での勝者が関西学生リーグの代表校との代表決定戦に進む。 ※ 但し、関西学生リーグの優勝大学が3校あった場合はその3校と東海・北陸・中四国・九州のトーナメントを勝ち上がった大学を交えてのトーナメントで甲子園出場をかけることになった(2010年が該当。この時は関西大学、関西学院大学、立命館大学の3チームが関西リーグ優勝。これに南山大学を加えた4チームが甲子園出場を目指すという方式となった)。 一連の構想が発表された2009年2月の時点で、甲子園ボウルを主管する関西学生連盟は、この形態で2年間運営し、2011年シーズンには制度を見直すことを表明した。 2011年シーズン(平成23年)から関東学生リーグA・B各ブロックの優勝校による関東大学選手権(クラッシュボウルから「あずまボウル」に名称変更)を行い関東代表を決め、北海道・東北の代表校が東日本代表校準決勝戦(パインボウル)を行い、パインボウルの勝者と関東代表により東日本代表校決定戦を行うように変更となった。西日本地区に変更はない。 2014年シーズン(平成26年)から東日本は関東学生リーグが新しい1・2部制(「TOP8」(実質1部)と「BIG8」(実質2部)の8チームずつでクラスごとのリーグ戦を行なう)に変更されたことに伴い、関東選手権は2013年をもって廃止され、甲子園ボウル(全日本大学選手権)の東日本代表決定戦へはTOP8リーグの優勝チームが進出する。西日本地区に変更はない。 2016年シーズン(平成28年)から西日本代表を決めるためのトーナメントの方式と出場条件が変更となった。関西学生連盟からは、優勝校に加え2位校も出場決定戦に出場できる。すなわち、九州・中四国・東海・北陸の4地区が、前年の選手権の順位を元にしたパラマストーナメント方式により対戦し、その勝者が関西2位校と対戦し、その勝者が関西1位校と西日本代表校決定戦(WESTERN JAPAN BOWL)で対戦し、その勝者が西日本代表校となる。東日本地区に変更はない。 2020年シーズン(令和2年)西日本代表を決めるためのトーナメントの方式が変更になる予定であったが、新型コロナウィルス感染症の影響により、全日本大学選手権の決勝戦とすることを断念。2008年シーズン(平成20年)までと同様の東西対抗戦の扱いとなる。 2021年シーズン(令和3年)西日本代表を決めるためのトーナメントの方式が変更。関西は第3代表(3位校)までが出場する。すなわち関西以外の4校は、2018年のアメフト西日本代表決定戦トーナメント1回戦で敗退した中四国代表と、4回戦敗退の東海代表が対戦。この勝者が関西3位校と対戦する。2018年のアメフト西日本代表決定戦トーナメント2回戦敗退の北陸代表と3回戦敗退の九州代表が対戦し、その勝者が関西2位校と対戦する。それぞれの勝者チーム同士が対戦し、その勝者と関西1位校と西日本代表校決定戦(WESTERN JAPAN BOWL)で対戦し、その勝者が西日本代表校となる。3年間はこの方式を採用する。東日本地区は引き続き変更はない。
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