編成替え
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/02 04:47 UTC 版)
1990年代に入ると、本形式は5261形1次車や5151形と並んで普通系車両の中で車齢が高かったことから、当時設計が始まった普通系新車への置き換え対象となることが予定されていた。しかし、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災で本形式は被災を免れたものの、普通系車両から8両の廃車が出たことから、5500系の製造を前倒しで実施、被災廃車の不足分を埋めることとなったため、本形式および5261形1次車の5500系への早期置き換えが困難になった。 その後、復興に向かいつつあった1998年4月から1999年1月にかけて5500系5511F・5513F・5515Fが増備されたことにより、本形式のうち5311 - 5312の2連は5261形1次車6両および7801形2次車7835 - 7935 + 7936 - 7836とともに置き換え対象となり、1998年12月に編成替えを実施して5311 - 5312 + 5269 - 5270の廃車予定車で4連を、5313 - 5314は再び併結相手を失った5131形5143 - 5144と4連を組むこととなった。5311 - 5312は5261形1次車のさよなら運転翌日の3月21日付で、5261形1次車ともども廃車された。
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