実験宇宙船「オーリガ」の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 02:23 UTC 版)
「エイリアン4」の記事における「実験宇宙船「オーリガ」の関係者」の解説
マーティン・ベレス将軍 演 - ダン・ヘダヤ 軍の実験宇宙船「オーリガ」の船長。レン博士、ゲディマンのパトロンで、議会には極秘で彼らにエイリアンの復活、および研究をさせている(そのため、二人は彼に頭が上がらない)。エイリアン・クイーンを「女王陛下」と呼んでいた。エイリアンを兵器に運用する事に躊躇せず、復活したリプリーを「副産物」と見下すなど冷徹な性格である。エイリアンが侵入した脱出ポッドを手榴弾で破壊した直後、背後からニューウォーリアに第二の顎で後頭部をえぐられ、絶命した。 メイソン・レン 演 - J・E・フリーマン ゲディマンと共にエイリアンの研究を進めている博士。リプリー8号に興味を示し、処分されるはずだった彼女を助ける。エイリアンの脱走によって宇宙船オーリガに危機が生じてからも研究続行を諦めず、オーリガを地球に着陸させることを画策する。また、パーヴィスを含む実験体の人間がフェイスハガーに寄生される際に笑みを浮かべたり、道中リプリー達生存者グループを裏切ってコールを撃ったり、その彼女を人質に取り、自分だけ助かろうとするなど、冷酷非道な人物である。 最期は死を覚悟したパーヴィスに鉄柱で何度も顔を叩きつけられた後、彼に宿っていたチェストバスターに頭を貫かれ、コール、ジョナー、ディステファノに銃器でチェストバスター共々蜂の巣にされた。人間とエイリアン、双方に殺された人物といえる。 ジョナサン・ゲディマン 演 - ブラッド・ドゥーリフ 後ろ手に括った髪が特徴的な科学者。チェストバスターに寄生される実験体の人間を見て罪の意識を感じる一方、独自の進化を遂げたエイリアンに並ならぬ感情を抱いているレンとは違ったタイプの研究者。序盤でエイリアンに誘拐されるが、繭にされた後も生きており、エイリアン・クイーンが出産する時には歓喜に酔いしれ、「美しい蝶」と形容したニューボーンに貪り喰われた。 ヴィンセント・ディステファノ 演 - レイモンド・クルス 軍の実験宇宙船「オーリガ」の警備兵の一人。ベティのクルーにスパイ容疑がかかった際にレンの指揮の下、数人の兵士と共に彼らを拘束するがクリスティー、ジョナーの活躍で他の兵士達は全員殺され、自身は殴り飛ばされただけで済み、その後はなし崩し的に彼らと行動を共にする事となる。エルジンが死亡した後は未知なる敵との戦いに備えるためにクリスティーから「味方は一人でも多いほうがいい」と銃の所持を許され、艦内の構造にも詳しかったことも買われ、協力するようになった。 性格は冷静であるが、時々興奮しながら軽口や悪態を吐く事もある。レンの行動に付いていけず袂を分かった後はクリスティーを失ったブリースをジョナーと共に運んだり、コールを人質にとったレンに銃を向けて悪態を吐くなど、ベティのクルーに積極的に協力する。オーリガからの脱出には成功するも、地球帰還まであと一歩というところで、ベティ船内で侵入していたニューボーンに頭を握り潰され死亡する。
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