実在する棋士
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「聖 -天才・羽生が恐れた男-」の記事における「実在する棋士」の解説
村山聖 本作の主人公。本作では主に順位戦での活躍及び羽生善治とのライバル関係、ネフローゼの闘病が重点的に描写された。 森信雄 第1巻を除く全巻に登場。主に村山との師弟間の関わりが描写されたが、上述の第45期C級2組順位戦1回戦における羽生との対局も描写された(結果は羽生が勝ち)。 羽生善治 第3巻を除く全巻に登場(少年時代を含む)。プロとしての活躍と、それに伴い村山が棋士人生で受けた影響が重点的に描写された。 佐藤康光 第2・4・5・6・8・9巻に登場。羽生の描写と同様に、プロとしての活躍に伴い村山が棋士人生で受けた影響が重点的に描写された。 森内俊之 第4・6・8・9巻に登場。主に佐藤と切磋琢磨して研究に励む場面が描写されたが、第9巻では1996年12月3日の第55期A級順位戦6回戦)における村山との対局が描写された(結果は森内勝ち)。 郷田真隆 第9巻のみ。1998年2月27日の第39期王位戦挑戦者決定リーグ(白組)1回戦の村山との対局が描写された(結果は郷田が勝ち)。 先崎学 第9巻のみ。対局での描写はなく、レストランで村山と共にグラスを傾ける描写がなされた。 丸山忠久 第9巻のみ。1997年7月14日の第56期B級1組順位戦2回戦の村山との対局が描写された。(結果は丸山が勝ち) 島朗 第4・6・8・9巻に登場。主に羽生・森内・佐藤らを率いた研究会「島研」における描写がなされたが、第9巻では村山のA級陥落を決定させる対局(1997年3月3日の第55期A級順位戦9回戦)が描写された。 谷川浩司 第5巻を除く全巻に登場。村山との直接のやり取りは描写されず、名人位獲得・羽生世代との闘いを経た、村山の棋士人生に及ぼした影響が重点的に描写された。 阿部隆 第5巻のみ。1987年6月30日の第46期C級2組順位戦1回戦の村山との対局が描写された。(結果は村山が勝ち) 井上慶太 第6巻および第9巻のみ。第6巻では1988年3月8日の第46期C級2組順位戦11回戦の村山との対局が描写された。(結果は村山が勝ち、村山はこの対局により、1期抜けでC級1組への昇級を決める。)第9巻では村山の死後、偲ぶ会で涙ながらに弔辞を読む描写がなされた。 田中寅彦 第6巻のみ。1988年12月27日の第11回オールスター勝ち抜き戦の村山との対局が描写された。(結果は村山が勝ち) 内藤国雄 第6巻のみ。内藤が詰むと見ていたA級順位戦の局面を、当時奨励会員だった村山が詰まないと反例をもって指摘したエピソードが描写された。 森下卓 第5・6巻のみ。若手時代の順位戦における苦闘が描写された。 中原誠 第4・8・9巻のみ。第4巻では羽生を評価する島の意見に賛同する描写がなされ、第9巻では村山との対局(1997年1月14日の第55期A級順位戦7回戦)が描写された(結果は中原勝ち)。 米長邦雄 第4・6・8巻のみ。 中村修 第4巻のみ。1986年8月29日(当時王将位を保持)の第17回新人王戦4回戦で和服姿で羽生に立ち向かった対局が描写された(結果は羽生勝ち)。 大山康晴 第2・4巻のみ。第2巻ではNHKにて放映された1982年度小学生名人戦で、優勝した羽生を「私が子供の頃よりも香車か角くらい強い」と総評した描写がなされた。作中では村山との直接的なやり取りは描写されなかった。 加藤一二三 第4・9巻のみ。 泉正樹 第5・6巻のみ。 日浦市郎、河口俊彦 第6巻のみ。 増田裕司、田丸昇 第9巻のみ。
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