奴國とは? わかりやすく解説

な‐こく【奴国】


な‐の‐くに【奴国】

読み方:なのくに

⇒なこく(奴国)


奴国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/25 16:09 UTC 版)

奴国(なこく、なのくに)とは、1世紀から3世紀前半にかけて、『後漢書東夷伝』や『魏志倭人伝』『梁書倭伝』『北史倭国伝』にあらわれる人の国である。大和時代の儺県(なのあがた)のちの那珂郡席田郡御笠郡糟屋郡(現在の福岡県福岡市春日市)に存在したと推定する研究者が多い[注釈 1]


  1. ^ 筑紫国と高天原神話・日向三代神話”. 宝賀寿男. 2017年8月26日閲覧。
  2. ^ ただし、三国志の成立は3世紀末、5世紀に成立した後漢書にはるかに先行する。
  3. ^ 『後漢書』東夷伝に記されている倭奴国と「魏志倭人伝」に記されている奴国が同一の国かどうかは確定していない。
  4. ^ 『新訂 魏志倭人伝・後漢書倭伝・宋書倭国伝・隋書倭国伝 中国正史日本伝(1) 石原道博編訳 岩波文庫』P39-54
  5. ^ 北史倭国伝原文
  1. ^ 福岡県那珂川市を源流とし博多湾に注ぐ二級河川の名称が那珂川(なかがわ)であり、博多湾はかつて那津(なのつ)と呼ばれていた。


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