奴国の所在地とは? わかりやすく解説

奴国の所在地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 08:20 UTC 版)

奴国」の記事における「奴国の所在地」の解説

帯方郡から奴国までの行程について、『魏志倭人伝』や『北史倭国伝』には、次のように記述されている。 魏志倭人伝原文魏志倭人伝訳注北史倭国伝原文倭人帯方東南大海中。 倭人帯方東南大海中にあり。 倭國百濟新羅東南水陸三千里。 從郡至倭、循海岸水行、歴韓國、乍南乍東、到其北岸狗邪韓國、七千餘里。 郡より倭に至るには、海岸に循って水行し、韓国経て、乍(あるい)は南し、乍(あるい)は東し、その北岸狗邪韓国到る七千餘里。 計從帶方倭國、循海水行、歴朝鮮國、乍南乍東、七千餘里。 始度一海、千餘里至對海國始めて一海を度る千余里。対馬国に至る。 始度一海。又南千餘里。 又南渡一海千餘里、名曰瀚海、至一大國。 また南一海を渡る千余里、名づけて瀚海という。一大国に至る。 度一海、闊千餘里、名瀚海、至一支國。 又渡一海、千餘里至末盧國。 また一海を渡る千余里、末盧国に至る。 又度一海千餘里、名末盧國東南陸行五百里、到伊都國東南陸行五百里にして伊都国到る。 又東南陸行五百里、至伊都國東南奴國百里東南奴国に至る百里。 又東南百里、至奴國。 尚、『後漢書」では「倭國南界なり」とあり、『魏志倭人伝』ではもう一ヶ所「奴国」があらわれる(上述#記録)。

※この「奴国の所在地」の解説は、「奴国」の解説の一部です。
「奴国の所在地」を含む「奴国」の記事については、「奴国」の概要を参照ください。

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