伊都國とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 政治 > 国家 > > 伊都國の意味・解説 

いと‐の‐くに【伊都国】


伊都国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/24 00:32 UTC 版)

伊都国(いとこく)は、『魏志倭人伝』など中国の史書にみえる倭国内の国の一つである。末廬国から陸を東南に500里進んだ地に所在するとされ、大和時代の伊覩(いとのあがた)、現在の福岡県糸島市の一部と福岡市西区の一部(旧怡土郡)に比定している研究者が多い。


  1. ^ 魏書内で「世有」は魏の世(魏が政権を持っていた時代)の出来事を指しており、通説では王を複数にする為に魏の世内で「代々居た」と訳される。
  2. ^ この「みな」は爾支、副官は泄謨觚と柄渠觚、千余戸、王、つまり伊都国に居住する者全てを指す。
  3. ^ 「悲劇の金印」原田大六
  4. ^ 地域振興部文化課. “伊都国の王都「三雲・井原遺跡」が国史跡に指定されました。”. 糸島市. 2022年11月19日閲覧。
  5. ^ 金メッキされた銅製の木棺の飾りで、前漢の皇帝が「王」であった人物の死に際して贈るものである。
  6. ^ a b 「悲劇の金印」原田大六著
  7. ^ 西谷 正『伊都国の研究』学生社、2012年6月1日、346頁。ISBN 978-4311300851 
  8. ^ a b c d 岡崎敬「三雲・井原遺跡とその年代」『魏志倭人伝の考古学』第一書房 2003年
  9. ^ 原田大六『実在した神話 -発掘された平原弥生古墳-』学生社出版、1966年。
  10. ^ 「実在した神話」原田大六著
  11. ^ 漢の尺度で「二尺」となり、その円周は「八咫」となる。この事から「八咫鏡」の実物ではないか?という説(原田大六の説)ある。
  12. ^ 「平原弥生古墳 大日孁貴の墓 原田大六著
  13. ^ 前原市文化財調査報告書、第七十集、平原遺跡


「伊都国」の続きの解説一覧

「伊都国」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



伊都國と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「伊都國」の関連用語

伊都國のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



伊都國のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの伊都国 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS