伊都国
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伊都国(いとこく)は、『魏志倭人伝』など中国の史書にみえる倭国内の国の一つである。末廬国から陸を東南に500里進んだ地に所在するとされ、大和時代の伊覩縣(いとのあがた)、現在の福岡県糸島市の一部と福岡市西区の一部(旧怡土郡)に比定している研究者が多い。
- ^ 魏書内で「世有」は魏の世(魏が政権を持っていた時代)の出来事を指しており、通説では王を複数にする為に魏の世内で「代々居た」と訳される。
- ^ この「みな」は爾支、副官は泄謨觚と柄渠觚、千余戸、王、つまり伊都国に居住する者全てを指す。
- ^ 「悲劇の金印」原田大六著
- ^ 地域振興部文化課. “伊都国の王都「三雲・井原遺跡」が国史跡に指定されました。”. 糸島市. 2022年11月19日閲覧。
- ^ 金メッキされた銅製の木棺の飾りで、前漢の皇帝が「王」であった人物の死に際して贈るものである。
- ^ a b 「悲劇の金印」原田大六著
- ^ 西谷 正『伊都国の研究』学生社、2012年6月1日、346頁。ISBN 978-4311300851。
- ^ a b c d 岡崎敬「三雲・井原遺跡とその年代」『魏志倭人伝の考古学』第一書房 2003年
- ^ 原田大六『実在した神話 -発掘された平原弥生古墳-』学生社出版、1966年。
- ^ 「実在した神話」原田大六著
- ^ 漢の尺度で「二尺」となり、その円周は「八咫」となる。この事から「八咫鏡」の実物ではないか?という説(原田大六の説)ある。
- ^ 「平原弥生古墳 大日孁貴の墓 原田大六著
- ^ 前原市文化財調査報告書、第七十集、平原遺跡
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