帥升
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/11 14:32 UTC 版)
帥升[1](すいしょう、生没年不詳)は、弥生時代中期・後期の倭国(まだ統一国家ではないクニの一つ)の有力な王と推測される。西暦107年に後漢に朝貢した。日本史上、外国史書に初めて名を残した人物。
- ^ 師升(ししょう)とも表記・呼称される。
- ^ 『後漢書120巻.32』コマ番号18 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『翰苑』蕃夷部(倭國条)
- ^ 『後漢書伝』(岩波文庫)
- ^ 『唐類函200巻目2巻.37』コマ番号52 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『日本書紀纂疏 一』コマ12,13 - 早稲田大学図書館古典籍総合データベース
- ^ 『異称日本伝』「上之一」コマ番号12 - 早稲田大学図書館古典籍総合データベース
- ^ 『異称日本伝』「上之二」コマ番号11 - 早稲田大学図書館古典籍総合データベース
- ^ 京都大学附属図書館所蔵平松文庫 『釈日本紀 28巻』コマ18/542 - 京都大学電子図書館
- ^ 『漢委奴國王印考』
- ^ 井上光貞『日本国家の起源』
- ^ 卑弥呼以前の最初の人物・倭面土国王帥升
- ^ 『東洋史より見たる日本上古史研究』(1956年)
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