女優かつ反原発活動家として
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「木内みどり」の記事における「女優かつ反原発活動家として」の解説
2001年7月、夫の水野誠一が参議院議員を辞職後に静岡県知事選に立候補。中部電力浜岡原発停止と静岡空港建設中止を公約に掲げ県内を選挙運動で回ったが落選。 ダライ・ラマ法王来日の際にレセプションの司会を引き受けたことがきっかけで、坂本龍一・水野誠一との3人でノルブリンカ・ジャパンを設立。チベット関連の活動を始める(その後解散)。また、その活動を知らせるサイトを自力で作るために、デジタルハリウッドに入学・卒業したという経歴を持つ。2004年、「Tibetan Smile」をプロデュース。ダライ・ラマ法王の妹、ジェツン・ペマを招聘。 2006年、ジャパンタイムズで、舞台『皆に伝えよ!ソイレント・グリーンは人肉だと』の演技を「Best Actress」と評される。2014年4月11日、ロンドンで行われた脱原発集会でスピーチし、同日の閣議決定(第2次安倍内閣:安倍晋三首相)で原発ゼロを撤回し、原発再稼働を進めるとした政府のエネルギー基本計画を批判した。木内は英語で「私の人生は福島の事故後に完全に変わり、脱原発のためにできることはすべて行うと決心した。誰も責任を取らず、原因究明もしない日本に対し怒っている」と述べた。また基本計画にも触れ、「国民が事故を忘れたり、事故から逃げていてはまた事故が起きる」と訴えた。2016年から、広島原爆をテーマにした絵本『おこりじぞう』の朗読をライフワークと定め、活動していた。MBS「たね蒔きジャーナル」番組継続活動に関係した後、「木内みどりの自由なラジオ」を経て、2018年7月より単独でネットラジオ「木内みどりの小さなラジオ」を開局、独自のインタビュー番組を配信。収録・編集直後に木内が急逝した吉田照美インタビューは、没後の2020年1月24日に第9回として公開された。 2018年6月、東京大学教授の安冨歩により安田講堂で行われた「ファッションポジウム―男女の垣根を越えたファッションの未来を考えるシンポジウム―」の司会を務めた。また、この催しの中心となったメンズサイズでジェンダーフリーの洋服を作るファッションブランド「blurorange(ブローレンヂ)」に100万円出資している。2019年7月の第25回参議院議員通常選挙において、れいわ新選組が選挙期間中に都内で行った主要イベントのすべての司会を務めた(計3回)2019年10月9日、長崎県西海市の田島で開催された「TEDxSaikai 2019」にスピーカーとして登壇。
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