天保以降の衰退を決定づけた1代で4回以上の不祥事木俣典之助成禮とは? わかりやすく解説

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天保以降の衰退を決定づけた1代で4回以上の不祥事(過失と、迷惑行為など)・木俣典之助成禮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/15 19:53 UTC 版)

小諸藩牧野氏の家臣団」の記事における「天保以降衰退決定づけた1代で4回以上の不祥事過失と、迷惑行為など)・木俣典之助成禮」の解説

天保15年1844年)、木俣典之進成禮は懲戒処分を受け父の持高減石されて130石で家督相続許された。前年9月病身となった当主名代届け出誤って惣領の名(成禮)ではなく、他の同姓者の名を記載して藩庁提出していたことが発覚名代を典之進と書くべきところを、熊之進と書いて役目勤めた過失により、家の格式席次は、ついに村井氏下位置かれるようになった。この時点家老家柄では、完全になくなった40分の減石懲戒処分のほかに改革による減石分も含まれるその後木俣氏は、過失不祥事続き嘉永3年1850年)、木俣典之進は、江戸から京に出張中に紛失物を出してその責任問われ安政4年1854年)、物頭となっていたが迷惑行為・不身(身持ち崩したり、又は不品行があったこと)で罷免、そして隠居安政4年不祥事具体的内容記述した一次史料現存しているが、本件は、木俣典之進成禮の計画性がないほぼ単独であったとみられる当主自身軽くはない罪であったので、当主名代誤って届けたときと同じく近親者だけでなく、分家木俣熊之進家をはじめ、従兄弟・大伯父大伯父の子までにも及ぶ、かなり広範囲縁坐適用されて、一族同姓者が懲戒処分受けた処分後まもなく成禮は急死した死因について明記がないが、急死後に認められ家督相続には、なぜか持高減石処分はなかった(持高130石)。 ここに書いたほかにも、木俣典之助成禮は、細かな規律違反や、懲戒処分受けた履歴がある。 木俣典之助成禮の懲戒処分は、いずれも権力闘争政争敗れたものではなく本人非行不行跡過失が、すべてである。 馬場町屋敷があった木俣氏(重郎右衛門多門家系小諸における惣領家)は、不祥事繰り返したことで、連綿する家柄格式用人格とされ、役職面では木俣典之進成禮が家督相続した天保15年1844年)から、廃藩まで28年間あったが、この家系からは藩の家老職はおろか用人加判などの重臣の列からも、外ずされたままの状態が続いたそれだけではなく降格された家の格式より、さらに2階級以上低い役職にしか就任できない有様であった木俣氏天保15年失脚以降は、懲戒処分受けても、連綿する家柄格式降格は、見て取れないが、藩内における連綿する家柄格式相対的順位を、下げていることがある。これは、他の失脚した重臣家柄を持つ家系が、精勤などにより、その地位回復してきた中で、木俣氏連綿する家柄格式回復が、行われることがなかったからである。 維新期、重臣以外の役職与えられていた木俣負靱成文は、重臣藩主側近要職勤めていなかったことも、手伝ったためか、小諸騒動では、謹慎上の重い処罰を受けることはなかった。木俣負靱成文外祖父・外伯父太田氏持ち分家太田氏厳しく対立したため、動きずらかったものとみられる明治3年ごろ、病身となったとみられ、若輩木俣修家督相続して(あるいは当主名代となり)、士分上禄認められた。木俣典之進成禮の度重なる過失非行による懲戒処分後の木俣氏(重郎右衛門多門家系)の廃藩までの役職上の最高位は、木俣負靱成文病身となる直前足軽部隊長であったとみられる。その一方で連綿する家の格式である用人格は、廃藩まで維持していた。

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