天保国絵図
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 05:02 UTC 版)
天保2年(1831年)、幕府は諸大名に対して地図及び郷村高帳の作成を命じた。明楽茂村らの手によって天保9年(1838年)にほぼ完成したものの、全国地図については既に大日本沿海輿地全図が作成されている事から作成されず、同地図に欠けていた内陸部を中心とした詳細な記述が行われて、大日本沿海輿地全図とともに明治以後の地図の参考にされた。国立公文書館に現存し、天保郷帳と共に重要文化財に指定されている。
※この「天保国絵図」の解説は、「江戸幕府の地図事業」の解説の一部です。
「天保国絵図」を含む「江戸幕府の地図事業」の記事については、「江戸幕府の地図事業」の概要を参照ください。
- 天保国絵図のページへのリンク