大和政府
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 23:17 UTC 版)
藤3世(ふじさんせい) 大和歴33年、大阪都生まれ。先帝・藤2世の側室の3男であり、内務卿の平殿器が父である藤2世を毒殺し対抗勢力を駆逐したのち帝に擁立され、4歳にして帝位に就いた。国家元首の地位にあるものの、即位の経緯と皇后の平皇后が平殿器の一女であるため、政権を運営する権力は平殿器が握っているため傀儡に等しい存在。 平 殿器(たいら でんき) 大和の内務卿。大和歴5年、大阪都出身。大和建国前からの豪族、平家の人物で大和の帝である故藤2世、現帝・藤3世の外戚。妹が皇后として嫁いだ藤2世を毒殺したのち、藤3世を擁立して自身の娘を嫁し大和の国政を牛耳り自身が国家であると言い放つ。体躯は肥満であり自身をデブと言われることを最も嫌い、僅かでも嫌な思いをすると関係者を即処断するなど横暴かつ凶悪な独裁者。愛媛郡滞在中に連れていた税吏に反抗した小紀を処断し、青輝が三國統一のために仕官するきっかけを作った人物。 平郡司 愛知郡の郡司。2話に登場。名は不明だが平家の人物。武凰が進軍してきた際、兵に責任転嫁したことを己の統率不足と龍門に指摘され龍門を農民上がりの芋臭いハゲと罵る。 黒柳 幸羽(こくりゅう ゆきはね) 平殿器の衛尉。 豊田 鮪(とよた まぐろ) 平殿器の軍師。青輝の妻・小紀が処刑され、青輝がその遺骸を受け取り平殿器を説得し、元凶の税吏に復讐した場にも居合わせた人物。 龍門 光英(りゅうもん みつひで) 大和の辺境将軍。大和歴5年、兵庫郡出身。左目に眼帯をしており、その眼帯の下の目は17歳の折に100名を超える賊を仲間数名と討伐した際に射られて失明している。この功績で生野県司に就任し24歳の頃、評判を聞き及んだ大和の先帝・藤2世に召し出され辺境将軍に就任し、数々の戦を勝利に導いた高潔で文武に秀で誰もが尊敬の念を抱く人物。2話で描かれた長篠の戦いにおいても約2万の圧倒的兵数差を不可能と思われた奇襲で武凰の総大将・島田弘政を自身の手で討ち取り勝利した。通天閣にある彼の邸宅で行われる仕官採用試験を果たして仕官が叶うことは「登龍門」と呼ばれている。。 賀来 泰明(かく やすあき) 大和歴27年、大阪都出身。辺境将軍隊の軍師。大阪都の代々貧民の家柄の出であり貧家ゆえに教育を受けられなかったが幼い頃より大人相手に博打に勤しみ、勝った金で家計を潤す傍ら書物を手に入れ勉学に励んだ。21歳のころ龍門の辺境での仕事ぶりに感銘を受け「登龍門」を志し採用された。決して失敗しないと評価され、龍門や属員の信頼も厚い。龍門に付き従い丸眼鏡を装着している。髪型は総髪。 長嶺 士遼(ながみね しりょう) 左中将。辺境将軍・龍門光英とは主従の仲。 菅生 強(すごう ごう) 右中将。辺境将軍・龍門光英とは主従の仲。 加田 道一(かだ どういつ) 軍医令。辺境将軍・龍門光英とは主従の仲。
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