土堀獣人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 00:46 UTC 版)
「オーバーロード (小説)」の記事における「土堀獣人」の解説
ペ・リユロ (pe riyuro) 属性:中立(カルマ値:40) 種族:土掘獣人(クアゴア)10lv、土採獣人王(クアゴアロード)10lv 職業:エンペラー(一般)2lv、モンク6lv、キ・マスター4lvほか 呼び名:種族史上最高の王 氏族王。38lv。クアゴアの中に生まれた不世出の英雄で、瞬く間に全8氏族の頂点に登り詰めまとめ上げた。それまでは暴力による支配のみでまとまりのなかったクアゴアの問題点に気付き、それなりに形の整った政治体制を確立し敗北者には生存すら許さないクアゴアの蛮習を過去のもとすることに成功している。ドワーフと違い優れた建築能力をもたないなどクアゴアという種族そのものの数々の弱点も理解しており、他種族を支配し文化や技術を学ぶことでクアゴアの力を上げていくことに専念している。王様優秀度は12人中4位(優秀な上に経験値も有している)。 フロストドラゴンには服従するという形をとっているが、ある程度は自治権を許されていたらしく、ドワーフを滅ぼそうと部隊を送り込み侵攻を開始するがアインズ達の介入により撤退という予期せぬ事態が発生する。その後は自らの本拠・「フェオ・ベルカナ」への侵入したシャルティアとアウラを大軍を率いて対峙することになってしまう。 フロストドラゴンよりもアインズ達が強いのであれば傘下に入ることもやぶさかではなかったため、シャルティアとアウラと交渉することで情報を集めようとするも失敗、二人が最初から交渉にこだわりをもっていなかったため即座に交戦状態に突入という失態を犯してしまう。これにより魔導国の圧倒的な力を理解し、涙を呑んでシャルティアとアウラの要求通り氏族の間引きを行い、恐怖に打ち震えながら魔導国の支配下に入った。 傘下に入って以降もクアゴアの統治者として認められているらしくアインズへ拝謁する許可が与えられている。アインズに拝謁するため待合室にいた際、同じく拝謁しにきたジルクニフと出会い、両者とも同じ境遇であったため、すぐさま意気投合し親友となる。 ヨオズ レッド・クアゴア。尊敬しているリユロからドワーフの砦の攻略の指揮官を任せられた。氏族の中でも特に優れた部隊を指揮するだけのことはあり判断力は非常に優れており、ドワーフとの戦いにアインズ達が介入した際には即時撤退を決意、自らが最前線に立ち追撃を阻止するなど胆力も持ち合わせている。 勝ち戦が予想されていた中での徹底という事態により、処刑をも覚悟してリユロに報告するも予期せぬ第三者の介入と氏族の精鋭部隊すら圧倒されるという戦局を重視したリユロの判断により助命される。ある程度の痛みを伴う罰などに軽減された後もリユロに従ってフロストドラゴンに拝謁、その後は氏族の戦力の再構築に取り掛かった。 「フェオ・ベルカナ」への侵入したシャルティアとアウラの迎撃にもリユロの側近として参加、自らが尊敬するリユロでさえも憔悴せざる得ないシャルティアとアウラの強さを目の当たりにして心を折られてしまう。同じく心を完全に折られたリユロの悲壮な決意を理解し、命令通り氏族の間引きを実行した。
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