国鉄再建法上の幹線とは? わかりやすく解説

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国鉄再建法上の幹線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 22:20 UTC 版)

幹線」の記事における「国鉄再建法上の幹線」の解説

日本では国鉄末期1981年、「日本国有鉄道経営再建促進特別措置法」(国鉄再建法)に基づいて国鉄路線幹線地方交通線とに分類され異な運賃適用することになったそれまでは、大都市近郊などの一部を除く全国すべての路線同一運賃体系使用していた。その分類はJRにも引き継がれている。一般的な時刻表索引地図では、幹線は黒の太線表される。なお、路線名として○○本線名乗っていても、地方交通線分類され路線もある。 幹線地方交通線区分1977 - 1979年度の平均輸送実績によって線名単位機械的に決められた。幹線となる基準は、次のように規定されている。 その路線のうちに、(イ)1980年3月31日時点人口10万人以上の都市主要都市)を相互に連絡し、(ロ)旅客営業キロ30km超え、(ハ)全ての隣接駅間で旅客輸送密度1日1kmあたりの輸送人員)が4,000人以上である区間有する線。35線(函館本線千歳線室蘭本線東北本線常磐線奥羽本線羽越本線磐越西線仙石線仙山線上越線信越本線高崎線両毛線総武本線内房線東海道本線南武線武蔵野線横浜線相模線御殿場線中央本線篠ノ井線北陸本線関西本線阪和線山陽本線伯備線山陰本線予讃線高徳線鹿児島本線長崎本線日豊本線) その路線のうちに、1.条件にあてはまる営業線と主要都市連絡し(ロ)と(ハ)の条件を満たす区間有する線。9線(根室本線水戸線湖西線奈良線紀勢本線福知山線呉線土讃線佐世保線貨物輸送密度が4,000t以上である線。7線(石勝線白新線山手線青梅線宇野線宇部線美祢線上記条件を満たす路線幹線鉄道網呼び上記条件満たないが、輸送密度8,000人以上の線(15線。赤羽線五日市線鶴見線根岸線横須賀線川越線外房線成田線伊東線草津線大阪環状線桜島線片町線篠栗線筑肥線)を加えて幹線線区呼んだJR移行後開業した路線については、利益予測元にその路線管轄するJR幹線地方交通線の別を決定している。 富山県では、2015年北陸新幹線開業に伴い北陸本線県内区間全てあいの風とやま鉄道線転換されたためJR在来線地方交通線のみとなっており元々JR線存在しない沖縄県除いた46都道府県唯一幹線存在しなくなっている。

※この「国鉄再建法上の幹線」の解説は、「幹線」の解説の一部です。
「国鉄再建法上の幹線」を含む「幹線」の記事については、「幹線」の概要を参照ください。

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