国有化までの道のりとは? わかりやすく解説

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国有化までの道のり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 08:53 UTC 版)

フランス銀行」の記事における「国有化までの道のり」の解説

1909年フランス銀行フランス系銀行連邦準備制度設計参考対象となった第一次世界大戦勃発より金本位制を離脱1915年8月25日銀貨輸出禁じとともに補助通貨改鋳1920年、国が不況のため10-11月に6%コンソル債280フラン発行年末フランス銀行は国とマルサル協定締結政府フランス銀行からの借入金270フラン毎年20フランずつ返済することになった1923年ドイツハイパーインフレ賠償金焦げついたことが分かると、フラン国債、特に長期国債下落しフランス銀行による直接引き受け多くなった。 1926年8月7日立法により、金・外国為替市場価格購入し限度発行準備充てることが許された。この年9月26日露亜銀行パリ外為市場損失出し倒産した翌年までフランス金準備は181億フラン程度であったが、1928年320フランに迫るほどとなり、1932年には830フランとなった。そして1927-1928年の間、金準備増加100フラン対し外国為替260フラン増加した1933年から世界恐慌のあおりで準備額は漸減した。 1936年レオン・ブルム内閣フランス銀行に対して理事会廃止民主的統制手段制度的保障要求したフランス財務省第二次世界大戦ドイツによる侵略予期したフランス銀行準備金簿外処理した上で現物国外へ避難させた。1938年フランス海軍連邦準備制度600トン移送翌年にはダカール経由カナダへ400トン送られそのうち213トンカナダロイヤル銀行届けられた。一方フランス人民戦線誕生きっかけとして1945年にかけてフランス銀行国有化進んだ1946年から銀行家をふくむ各界代表者から成る国民信用評議会統制を受ける。

※この「国有化までの道のり」の解説は、「フランス銀行」の解説の一部です。
「国有化までの道のり」を含む「フランス銀行」の記事については、「フランス銀行」の概要を参照ください。

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