国家副主席
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2018年3月の第13期全国人民代表大会にて習近平総書記の国家主席への全会一致での再選とともに国家副主席に賛成2969票・反対1票で選出された。現在、党内序列第8位。国家主席とともに国家副主席の任期制限は憲法改正で撤廃されており、習国家主席と王国家副主席による事実上の「習・王終身体制」とも呼ばれた。 2018年5月、外交政策を統括する党中央外事工作委員会委員に選出され、委員会での序列は習近平総書記と李克強総理に次ぐ第3位。国家副主席就任後の初外遊でロシアとベラルーシを訪問してウラジーミル・プーチン大統領やアレクサンドル・ルカシェンコ大統領と会談した他、訪露していた日本の安倍晋三内閣総理大臣とも会話を交わした。 2018年10月、中華人民共和国指導部では2000年の江沢民以来18年ぶりのイスラエル訪問を行ってベンヤミン・ネタニヤフ首相と会談した。米中貿易戦争でイスラエルは対中半導体輸出を伸ばしており、焦点となっているハイテクの獲得や中国企業の租借したハイファ港を一帯一路の拠点として開発することなどを狙ったとされる。また、ヨルダン川西岸地区のラマッラーも訪れてパレスチナ自治政府のラーミー・ハムダッラー首相とは自由貿易協定交渉の開始で合意した。 2018年11月、世界経済フォーラム(ダボス会議)に対抗して当初は北京で予定されるも米中貿易戦争の影響でシンガポールで行われたマイケル・ブルームバーグ主催のニュー・エコノミー・フォーラムで演説し、中国は米中通商協議継続の用意があるも帝国主義に再び屈することはないと述べ、翌2019年1月にはダボス会議にも出席して経済運営に自信を見せた。しかし、同年7月のメキシコのマルセロ・エブラルド(英語版)外相との会談で自身の役割を「儀礼的な外交の補佐」と説明しており、貿易戦争での対応は王や朱鎔基のような改革派より王滬寧が主導しているという見方もある。 2019年10月、香港特別行政区行政長官林鄭月娥やマカオ特別行政区行政長官崔世安とともに来日して第126代天皇・徳仁の即位の礼に参列し、安倍総理や麻生太郎副総理兼財務大臣、福田康夫元総理らと会談を行い、訪日していたアメリカ合衆国運輸長官イレーン・チャオとも会話を交わした。
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国家副主席
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2013年7月27日に朝鮮民主主義人民共和国の平壌で行われた朝鮮戦争休戦60周年記念行事に招かれ、軍事パレードなどを金正恩の隣で観閲した。友誼塔も訪れ、金正恩と共に中国人民志願軍烈士陵園で献花している。2018年3月の第13期全国人民代表大会にて退任した。
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国家副主席
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「ラオス人民民主共和国主席」の記事における「国家副主席」の解説
国家主席を補佐する官職として、1996年に設置。国家主席から委任された職務を執行する。国家主席を欠くときは国家主席代理となる。なお、国家副主席は国民議会において、出席議員の過半数の賛成により選任される。
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