四天魔王
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 16:09 UTC 版)
魔界に君臨する、最強の支配者。その実力は魔王のドリューをはるかに凌ぐ。大魔王の器を持つルシアに惚れ込み、DCの傘下に入る。本作のクライマックスにて主人公一行と激突した最終的な敵対勢力。 メギド 四天魔王の一人。別名「獄炎のメギド」。 獅子の顔をした巨漢。ベリアルの説得に応じ、ルシアに拝謁。その技量を認め、DC傘下に入る。四天魔王の中で最初に姿を現し、他の三者よりルシアに近侍した。獄炎と呼ばれる炎を操る。 たった一人でハル達を全滅の危機に陥れた魔王ドリューの事を「未熟」と一蹴し、六祈将軍ベリアルに向かって「二秒」で消せると脅し、エンドレスの動きを止めてルシアを救出した際は、ルシアを上回る実力ではないかとハル達に恐れられ、ルシアの求めに応じて用済みとなった新生DC本部を軽々と壊滅させた。星の記憶にてシュダとの死闘に敗れ、溶岩に落ちて死亡する。技獄炎(ごくえん) - 大地の底・地獄から呼び出した超高熱の炎を吸収し、口から凄まじい勢いでほとばしらせる。「全てを焼き尽くす」と豪語する技だったが、炎をも切り裂いたシュダの一撃に破られる。 アスラ 四天魔王の一人。別名「漆黒のアスラ」。 体がDBでできた「生きたDB」。体中に全てのDBを纏っており、全てのDBの力を発動することができ、2つのDBを同時に発動することも可能。魔石精製の儀(エンクレイム)も単独で行える。シンクレアの内の一つを所持していたが、ルシアに献上(戦闘で使用することは無かった)。シンクレアが一つに融合された後、魔石兵を率いて人間界のアルムダウンを攻めた。通常は小柄でまともに喋れず、「ホム」と呟くのみだが、戦闘時は大柄で饒舌。 最終決戦時、エリーをDBに閉じ込めて拉致し、ハルに追撃される。戦闘ではDBを駆使し優位に立つが、レイヴェルトの能力で消滅した。ほぼ全てのDBを使用できる。技魔石精製の儀(エンクレイム) - 闇を呼び出して対象の周囲にまとわりつかせ、そのまま小さなダークブリングとして閉じ込める。ジンの塔で行われる儀式とは手段は似ているが目的が異なる。 ジェロ 四天魔王の一人。別名「絶望のジェロ」。 四天魔王で唯一の女性。エルボト、パンクストリートの町を凍てつかせた。最終決戦時にジュリアらと大戦。膨大な魔力と不死身の体で圧倒するが、ニーベルとベルニカに動きを封じられ、ジュリアの炎によって消滅した。骨が氷で出来ているために外からの衝撃には無敵だが、内部に対する高温には耐えられなかった。技絶望の嵐(デスペレートストーム) - 周囲に死者達の負の感情を巻き起こし、相手の体に染み込ませ攻撃する。精神的なダメージもさることながら実際に肉体へのダメージもある。術者は1度技を使用してしまえば、特に何もしなくても負の感情が勝手に攻撃してくれるらしく、すぐ次の攻撃に移行可能なようである。 ウタ 四天魔王の一人。別名「永遠のウタ」。 軍事大国バラニア連邦を一人で滅ぼした。武器は超巨大な大剣だが、本気の際は手放し、素手で挑む。戦いを楽しむ傾向がある。最終決戦時にレットと対戦。神竜の力を得たレットに圧されたため、自らも戦鬼と化し、圧倒する。しかし竜王の姿となったレットに敗れ、消滅した。作者曰く四天魔王の中では一番の実力。
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