全滅の危機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/24 08:52 UTC 版)
また、明治時代には品種改良のために、イギリス原産の短角種デボン種、スイス原産のブラウンスイス種などの外国種との雑種生産が行われたが、肉質悪化、使役能力の低下などが見られるようになったため、雑種交配は短期間で中止された。1898年(明治31年)には戸籍にあたる牛籍簿で血統の管理が行われるようになり、1911年(明治44年)以降は外国種の血統の入った牛が排除された。しかし、但馬でも外国種との交配が進んでしまったため、良牛を生み出す血統「純血種」が姿を消すという危機をむかえることとなった。
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