全炳斗とは? わかりやすく解説

全炳斗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/29 14:36 UTC 版)

全 炳斗(チョン・ビョンドゥ)
Jun, Byung-Doo
KTウィズ ブルペンコーチ #87
基本情報
国籍  大韓民国
出身地 釜山広域市
生年月日 (1984-10-14) 1984年10月14日(40歳)
身長
体重
181 cm
77 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2003年 2次ドラフト1巡目
初出場 2003年9月2日
最終出場 2016年10月8日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
コーチ歴
  • SKワイバーンズ
    SSGランダース (2019 - 2021)
  • KTウィズ (2023 - )
国際大会
代表チーム 大韓民国
WBC 2006年
チョン・ビョンドゥ
各種表記
ハングル 전병두
漢字 全炳斗
発音: チョン・ビョンドゥ
英語表記: Jun Byung-Doo
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全 炳斗(チョン・ビョンドゥ、: 전병두1984年10月14日 - )は、大韓民国釜山広域市出身の元プロ野球選手投手)。

経歴

斗山時代

2003年斗山ベアーズに入団。

2005年シーズン途中、ダニエル・リオスとのトレードで起亜タイガースに移籍した[1]

起亜時代

2007年以降は登板のチャンスが減った。

2008年5月、トレードSKワイバーンズに移籍した[2]

SK時代

2009年は先発としての起用だけでなく、左のセットアッパー、抑えとして2イニング以上を投げることも多く、大車輪の活躍で初めて規定投球回数に達し、自己最多の8勝をあげた。

だが故障のためプレーオフ、韓国シリーズでは登板できず、そのポストシーズンでの不在がチームの韓国シリーズ3連覇を逃した大きな要因となった。

2010年以降もリリーフ、先発ともにこなせる貴重な左腕として重宝されているが、故障が多く2012年から2015年まで一軍登板が1試合もなかった。

結局故障からは回復せず、2016年シーズン限りで現役引退を表明した[3]

これを受けてSKは2016年シーズン最後の公式戦となった10月8日のサムスン・ライオンズ戦を引退試合とした。この試合では先発すると1回表に先頭打者1人を打ち取って降板し、5年ぶりの一軍登板が現役最後の登板となった[4]

引退後

現役引退後はSKの戦力分析関連の業務についた[5]

2019年からコーチに就任するも2021年に退任、再び戦力分析関連の担当となった。

2023年からは、KTウィズのコーチに就任した[6]

プレースタイル・人物

すぐれた球威と制球力がある。

実績は少ないながらも秘密兵器として2006 ワールド・ベースボール・クラシック韓国代表に左のセットアッパーとして選ばれた左腕投手。

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2003 斗山 6 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 9 2.0 2 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0.00 1.50
2004 35 17 0 0 0 0 4 0 1 .000 380 81.2 86 11 54 0 5 50 4 2 50 56 5.51 1.71
2005 22 1 0 0 0 1 0 0 1 1.000 93 21.1 19 1 11 0 3 17 0 0 4 5 1.69 1.41
KIA 27 1 0 0 0 2 2 5 1 .500 147 35.2 18 4 25 0 0 38 1 0 15 15 3.79 1.21
'05計 49 2 0 0 0 3 2 5 2 .600 240 57.0 37 5 36 0 3 55 1 0 19 20 3.00 1.28
2006 44 15 0 0 0 5 8 0 1 .385 439 101.1 89 8 55 1 5 94 5 0 49 51 4.35 1.42
2007 9 6 0 0 0 3 2 0 0 .600 122 28.0 23 3 14 0 2 9 3 0 13 15 4.18 1.32
2008 4 4 0 0 0 1 3 0 0 .250 54 12.0 9 1 9 0 0 12 5 0 11 14 8.25 1.50
SK 6 5 0 0 0 1 1 0 0 .500 94 21.0 18 3 16 0 1 17 2 1 6 7 2.57 1.62
'08計 10 9 0 0 0 2 4 0 0 .333 148 33.0 27 4 25 0 1 29 7 1 17 21 4.64 1.58
2009 49 11 0 0 0 8 4 8 1 .667 554 133.1 114 13 48 7 2 136 11 1 46 50 3.11 1.22
2010 27 7 0 0 0 5 2 0 1 .714 281 67.2 55 2 26 2 2 52 6 0 23 27 3.06 1.20
2011 51 4 0 0 0 3 3 3 8 .500 395 92.1 67 8 56 3 11 87 9 0 39 44 3.80 1.33
2016 1 1 0 0 0 0 0 0 0 ---- 1 0.1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.00 0.00
KBO:10年 281 72 0 0 0 29 29 16 14 .500 2569 596.2 500 54 315 13 31 512 46 4 256 284 3.86 1.37

背番号

  • 28 (2003年 - 2008年5月3日、2009年 - 2016年)
  • 33 (2008年5月4日 - 同年終了)
  • 90 (2019年 - 2021年)
  • 87 (2023年 - )

脚注

外部リンク


全炳斗(チョン・ビョンドゥ、在籍年度2005 - 2008)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 09:11 UTC 版)

起亜タイガース」の記事における「全炳斗(チョン・ビョンドゥ在籍年度2005 - 2008)」の解説

2008年シーズン途中SKワイバーンズトレードされる

※この「全炳斗(チョン・ビョンドゥ、在籍年度2005 - 2008)」の解説は、「起亜タイガース」の解説の一部です。
「全炳斗(チョン・ビョンドゥ、在籍年度2005 - 2008)」を含む「起亜タイガース」の記事については、「起亜タイガース」の概要を参照ください。

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