李承浩とは? わかりやすく解説

李承浩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/23 15:36 UTC 版)

李 承浩(イ・スンホ)
Lee Seung-Ho
SSGランダース ブルペンコーチ #91
基本情報
国籍  大韓民国
出身地 全羅北道群山市
生年月日 (1981-09-09) 1981年9月9日(43歳)
身長
体重
176 cm
82 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2000年 1次ドラフト
初出場 2000年4月5日
最終出場 2015年7月29日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
コーチ歴
国際大会
代表チーム 大韓民国
五輪 2000年
WBC 2009年
オリンピック
男子 野球
2000 野球

李 承浩イ・スンホ1981年9月9日 - )は、韓国出身の元プロ野球選手投手)、野球指導者。

経歴

第一次SK時代

1999年の1次ドラフトでサンバンウル・レイダースから指名されたが、同年限りでサンバンウルが経営難により解散となった。サンバンウルの選手保有権は、2000年に創設された新球団SKワイバーンズに譲渡されたため、李承浩もSKに入団することになった。

同年高卒新人ながら先発で活躍し10勝をあげ、球団創設初年度のチームの弱体投手陣を支え、同年のシドニー五輪野球韓国代表、2002年釜山アジア大会野球韓国代表にも選ばれた。

2004年にはSKの左のエースとして活躍し、自己最多の15勝をあげた。

しかし肘の故障に悩まされ手術を受け、2006年から2007年にかけて1軍登板がなかった。

2008年に中継ぎとして復活し、4年ぶりの勝利を記録した。このアジアシリーズ埼玉西武ライオンズ戦では、7回から9回までの3回を無失点に抑え勝利に貢献した。

2009年第2回WBC韓国代表に選ばれ、主に左のワンポイントとして起用された。この年のレギュラーシーズンから同僚として名前の読みが同じ李丞鎬(イ・スンホ、이승호)が移籍し、話題となった(なお左腕投手の2人は過去に何度か先発として直接対決をしたことがある)。同年自己最多の68試合に登板し、左のリリーフの中心として活躍した。

2010年は当初抑えとして20セーブを記録したが、後に先発へ転向し活躍した。

2011年オフにはFA権を取得。11月12日にはポール・コブと代理人契約を結んだ。

ロッテ時代

同年11月22日にロッテ・ジャイアンツに4年契約で移籍した。彼の補償選手には許埈赫が選ばれた[1]

2012年は41試合に登板し、ポストシーズンにも出場。

NC時代

2012年11月、2013年より一軍へ新規に参加する新球団NCダイノスの特別指名を受け移籍し、たった1年でロッテを去った。

NCでは登板機会が少なくなり、2014年は一軍登板がなかった。

2015年は一軍で1試合のみの登板で終わり、馬樂吉、李大煥、朴正埈と共に戦力外となった[2]

第二次SK時代

2016年よりSKに復帰した[3]

二軍暮らしが長くなり一軍エントリーに入ったのはシーズン終幕寸前の10月8日にずれこんだ上に登板のチャンスは与えられず、同年限りで引退を発表した[4]

引退後

2017年より尚武のコーチとなった。

2020年よりコーチとしてSKに復帰した。

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2000 SK 42 16 1 0 0 10 12 9 0 .455 610 139.2 130 14 70 10 5 132 4 1 77 70 4.51 1.43
2001 35 33 6 1 0 14 14 2 0 .500 951 220.2 200 27 115 2 5 165 6 0 101 87 3.55 1.43
2002 27 19 1 0 0 6 12 0 0 .333 582 142.2 120 18 40 4 5 144 2 0 55 50 3.15 1.12
2003 23 15 2 2 0 5 4 0 2 .556 423 97.0 88 16 50 0 9 81 1 0 45 44 4.08 1.42
2004 31 30 1 0 0 15 9 0 1 .625 743 169.0 160 21 87 2 13 145 2 0 87 75 3.99 1.46
2005 3 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 16 3.2 2 0 2 0 1 6 0 0 0 0 0.00 1.09
2008 29 2 0 0 0 4 1 2 5 .800 153 35.1 28 3 22 0 4 28 1 0 15 14 3.57 1.42
2009 68 1 0 0 0 7 5 6 7 .583 465 106.0 105 13 56 5 5 96 1 0 54 52 4.42 1.52
2010 65 5 0 0 0 6 4 20 5 .600 395 89.2 81 12 51 6 4 96 3 0 44 42 4.22 1.47
2011 51 1 0 0 0 6 3 2 2 .667 284 64.1 48 3 47 3 1 50 2 0 28 25 3.50 1.48
2012 ロッテ 41 0 0 0 0 2 3 0 1 .400 216 48.2 40 1 35 2 1 27 5 0 23 20 3.70 1.54
2013 NC 12 1 0 0 0 0 1 0 0 .000 45 9.1 13 2 7 0 0 5 0 0 11 10 9.64 2.14
2015 1 1 0 0 0 0 1 0 0 .000 7 1.0 3 0 1 0 0 1 0 0 4 4 36.00 4.00
KBO:13年 428 124 11 3 0 75 69 41 23 .521 4890 1127.0 1018 130 583 34 53 976 27 1 544 493 3.94 1.42
  • 太字はリーグ最高

背番号

  • 20 (2000年 - 2015年)
  • 21 (2016年)
  • 91 (2020年 - )

タイトル・受賞経歴

  • 最優秀新人(2000年)

脚注

関連項目

外部リンク






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