芹澤裕二とは? わかりやすく解説

芹澤裕二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/13 05:56 UTC 版)

芹澤 裕二
SSGランダース バッテリーコーチ #82
基本情報
国籍 日本
出身地 埼玉県川越市
生年月日 (1968-04-12) 1968年4月12日(56歳)
身長
体重
177 cm
73 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
プロ入り 1986年 ドラフト外
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
コーチ歴

芹澤 裕二(せりざわ ゆうじ、1968年4月12日 - )は、埼玉県川越市出身の元プロ野球選手捕手)、コーチ

経歴

川越市立芳野中学校卒業後の1984年大宮東高校へ進学し、捕手として攻守に活躍。高校通算本塁打15本を記録し、1986年オフにドラフト外中日ドラゴンズへ入団。高校のチームメイトでスラッガーとして期待された荒川哲男と同期入団となったほか、同じ高卒捕手の山﨑武司長谷部裕もいた。一軍出場が無いまま、晩年は主にブルペンを担当して1996年限りで現役を引退。

引退後は中日で二軍バッテリーコーチ(1997年)→一軍バッテリーコーチ(1998年 - 2003年)→ブルペン捕手2004年)を歴任し、コーチ時代は星野仙一山田久志ら2人の監督に仕え、1999年のリーグ優勝に貢献。選手に近い位置で話ができる兄貴分的存在で[1]、若さを前面に押し出して[2]、ブルペン捕手としても活気づけた[1]。中日退団後は新球団・東北楽天ゴールデンイーグルス初代二軍バッテリーコーチ(2005年 - 2009年)を経て、韓国KBOSKワイバーンズ一軍バッテリーコーチ(2010年 - 2011年)→三星ライオンズ一軍バッテリーコーチ(2012年 - 2014年)を務め、SK時代には2010年の公式戦優勝と韓国シリーズ優勝、三星時代には3年連続公式戦優勝[3]・韓国シリーズ優勝に貢献。

帰国後は東京ヤクルトスワローズ二軍バッテリーコーチ(2015年[4] - 2016年)を経て、3年ぶり2度目の三星一軍バッテリーコーチ(2017年)、楽天チーム運営部泉管理グループ寮長(2018年[5]を1年だけ務める。

楽天退団後は再び渡韓し、LGツインズコーチ(2019年[6] - 2020年)、SKを継承したSSGランダースコーチ(2021年 - 2022年)、2023年から2024年まで斗山ベアーズ一軍バッテリーコーチ[7][3]となり、2025年からSSGのコーチに復帰する[8]

人物

2023年、サーチコリアニュースの取材で「正直に言うと、日本側からWBCと関連して取材要請があったが、話せないと判断して断った。私の教え子である梁義智、李知栄の2人がともに代表捕手であるため、私は正直、韓国を応援している」と明かし、そして、「韓国で10年以上過ごしているので、逆に日本の選手の方が知らない。それに今、私は斗山所属だ。斗山で給与を受け取る立場だ」とし、「そのため、日本はあまり応援していない。これは本当に率直な話だ」と述べた[3]

詳細情報

年度別打撃成績

  • 一軍公式戦出場なし

背番号

  • 63 (1987年 - 1995年)
  • 98 (1996年 - 2003年)
  • 113 (2004年)
  • 90 (2005年 - 2009年、2015年 - 2016年)
  • 82 (2010年 - 2011年、2021年 - 2022年、2025年 - )
  • 83 (2012年 - 2014年、2017年)
  • 80 (2019年 - 2020年)
  • 78 (2023年 - 2024年)

登録名

  • 芹沢 裕二 (せりざわ ゆうじ、1987年 - 2004年)
  • 芹澤 裕二 (せりざわ ゆうじ、2005年 - 2009年、2015年 - 2016年)

脚注

関連項目


芹澤裕二(在籍年度2019-2020)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 08:19 UTC 版)

LGツインズ」の記事における「芹澤裕二(在籍年度2019-2020)」の解説

元中ドラゴンズ

※この「芹澤裕二(在籍年度2019-2020)」の解説は、「LGツインズ」の解説の一部です。
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