孫時憲とは? わかりやすく解説

孫時憲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/26 08:51 UTC 版)

孫時憲(ソン・シホン)
Son Si-Hun
SSGランダース 一軍守備コーチ #70
2012年12月2日の孫時憲
基本情報
国籍  大韓民国
出身地 ソウル特別市
生年月日 (1980-10-19) 1980年10月19日(44歳)
身長
体重
172 cm
73 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 遊撃手
プロ入り 2003年 申告選手
初出場 2003年7月1日
最終出場 2019年10月1日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
監督・コーチ歴
国際大会
代表チーム 大韓民国
WBC 2013年

孫時憲(ソン・シホン、1980年10月19日 - )は、韓国出身の元プロ野球選手。ポジションは内野手

経歴

斗山時代

東義大時代は大学球界を代表するショートとして活躍したが、韓国プロ野球のドラフトでは指名されず、2003年ドラフト外の申告選手(正式契約を結んでいない選手)として斗山ベアーズに入団した。高い守備力が評価され2003年のうちに正式契約を結び1軍に定着すると、2004年121試合に出場しショートのレギュラーに定着した。2005年、06年と2年連続で公式戦126試合に出場し、05年にはゴールデングラブ賞ショート部門を受賞した。

しかし2006年シーズン終了後、兵役免除のチャンスだったドーハアジア大会の韓国代表に選ばれず、兵役の義務を果たすため軍へ入隊すると、国軍体育部隊の尚武に所属し、2007年から08年にかけてプロ野球の2軍リーグに出場した。2007年11月には第37回IBAFワールドカップ台湾大会、2008年3月には北京五輪世界最終予選に韓国代表として出場した。

2008年11月に軍を除隊され、2009年シーズンから斗山に復帰しショートのレギュラーとして活躍し、4年ぶり2度目となるゴールデングラブ賞を受賞した。2009 ワールド・ベースボール・クラシックの予備選手だったが、最終エントリーには登録されなかった。2010年からは金東柱に代わって主将を務める。2010年広州アジア大会の韓国代表に選ばれ、ショートのレギュラーとして安定した守備で優勝に貢献した。2011年は故障もあって、新人だった2003年以来8年ぶりに出場試合数が100試合を下回った。

2012年、2013年と2年連続で出場試合数が100試合を下回った。2013年オフシーズン、初のFAの権利を行使しNCダイノスに移籍した。

NC時代

NCでは内野の主力として出場し続け、2017年オフシーズンに2度目のFAを行使し2018年から2年契約を結んだ。

現役引退後

2019年で契約が切れ同年限りでの現役引退を発表し、2020年よりNCの二軍守備コーチに転身する。2021年シーズン終了後に辞任、2022年よりメジャーリーグベースボールフィラデルフィア・フィリーズ傘下のマイナーリーグのチームでコーチ研修を受けた[1]

2024年よりSSGランダースの二軍監督となり、2025年からは一軍守備コーチに異動した。


詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2003 斗山 59 154 141 16 31 4 0 1 38 6 2 0 6 0 6 0 1 23 10 .220 .257 .270 .527
2004 122 395 347 45 80 20 2 2 110 39 0 2 6 6 30 1 6 56 9 .231 .298 .317 .615
2005 126 480 416 59 115 18 5 4 155 60 2 5 6 6 48 0 4 59 7 .276 .352 .373 .725
2006 126 462 404 29 108 16 4 2 138 34 2 3 11 2 35 1 10 48 5 .267 .339 .342 .681
2009 121 476 412 56 119 22 3 11 180 59 6 3 7 3 42 1 12 67 5 .289 .369 .437 .806
2010 128 499 433 51 118 19 1 8 163 62 0 2 10 3 46 2 7 64 12 .273 .350 .376 .726
2011 92 351 298 39 84 10 1 4 108 28 2 1 7 0 37 0 9 44 9 .282 .378 .362 .740
2012 86 312 272 24 67 11 1 5 95 31 4 2 11 4 21 0 4 40 12 .246 .306 .349 .655
2013 93 268 234 35 59 14 1 1 78 26 3 1 6 1 21 0 6 38 5 .252 .328 .333 .661
2014 NC 97 361 307 39 90 20 1 5 127 39 2 1 5 8 34 0 7 53 10 .293 .368 .414 .782
2015 140 508 440 56 108 24 2 13 175 58 3 2 13 5 36 0 14 66 16 .245 .319 .398 .717
2016 110 403 341 36 104 21 2 5 144 39 1 0 10 1 38 0 13 48 13 .305 .394 .422 .816
2017 124 391 349 32 122 17 1 5 156 45 1 0 13 5 16 1 8 44 5 .350 .386 .447 .833
2018 67 150 128 12 24 4 0 2 34 14 2 0 1 1 15 0 5 20 3 .188 .295 .266 .561
2019 68 149 135 17 36 4 1 2 48 10 1 2 4 0 5 0 5 23 2 .267 .317 .356 .673
KBO:15年 1559 5359 4657 546 1265 224 25 70 1749 550 31 24 116 45 430 6 111 693 123 .272 .344 .376 .720
  • 各年の太字はリーグ最多

背番号

  • 13 (2003年 - 2006年、2009年 - 2019年)
  • 80 (2020年 - 2021年)
  • 70 (2024年 - )

韓国での獲得タイトル・記録

脚注

外部リンク





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